仮装身分捜査官 一条汐莉 アンダーカバー・クライシス(2)
KADOKAWA | 2026/02/25
みんなの感想
このシリーズ、二巻も面白かった。一条汐莉という主人公のキャラクターがいい。仮装身分で潜入捜査という緊張感のある設定が、テンポよく話を引っ張っていく。 今回は警備会社への潜入ということで、舞台設定も新鮮。現金輸送車の強盗事件という具体的な犯罪を軸にしながら、警備業界の内部構造までリアルに描かれている。自営業の身として、こういう実務的な側面を丁寧に書く作品は好感が持てる。読んでいて「ああ、こういう仕事の流れなんだ」と自然に学べるところがいい。 ページをめくる手が止まらなくなるような盛り上がりもあって、一気読みしてしまった。危機的な場面で「あの男が現れる」というくだりも期待を裏切らない。エンタメとして十分に楽しめるし、捜査ものとしての説得力もある。このシリーズ、次巻も読むことになりそうだ。
シリーズ第2巻、期待通りの面白さです。主人公・一条汐莉が警備会社に潜入するという設定だけで、もうワクワクが止まりません。 今回は銀行の現金輸送車襲撃事件が発端となり、複雑に絡み合った事件の謎へと引き込まれていきました。潜入捜査という緊迫した環境の中で、彼女がどのように立ち回るのか、どうやって正体を隠しながら真犯人に近づくのか、その手腕が本当に素晴らしい。 キャラクターたちの関係性も深まっていて、特に登場人物たちとの信頼と疑念の綱引きが生々しい。そして「あの男が現れる」という予告通り、重要な場面での展開には思わず唸ってしまいました。 文庫本という気軽に読める形式だからこそ、通勤の移動時間や家事の合間に、どんどん先へ進みたくなる中毒性がたまりません。第1巻から続いているストーリーの面白さはそのままに、新しい謎も加わって、次巻がもう待ち遠しい。エンタメ小説としての完成度の高さを改めて感じた一冊です。
シリーズ2作目ということで、期待を持って読み始めました。潜入捜査というテーマは興味深いし、主人公の一条汐莉がどんな危機に陥るのか気になってたんですよね。 読んでみると、確かにストーリーは進むし、登場人物たちの動きも割とテンポよく描かれています。警備会社への潜入という設定も、普段なじみのない世界だから新鮮でした。ただ...なんというか、全体的に「こんなもんか」という感じで。 キャラクターにもう少し深掘りがあると良かったなって思うし、事件の展開も予想の範囲内という感じがしちゃって。最後に「あの男が現れる」というワクワク感は分かるんですけど、そこまでの過程で引き込まれる感覚が物足りなかったかな。 エンタメ小説として気軽に読むなら悪くないですし、シリーズものだから続きが気になる人は読んでもいいと思います。ただ、個人的には特別ハマった!って感じではなく、普通に読み終わってしまった、という感じです。