みんなの感想
妻をひき殺された男(鈴木)がその復習のために 妻との記憶だけを武器にその犯人の父親が経営する怪しい会社 「令嬢」に潜り込む。 しかし、目当ての息子は鈴木の目の前で車にひき殺されてしまう。 その裏には「押し屋」と呼ばれる男の存在があった。 そして人を自殺に追いやる自殺屋「鯨」と猟奇的ともいえるナイフの 使い手「蝉」二人の殺し屋もまたそれぞれを追い始める。 読み進めていくうちにこの3人の距離が徐々に縮まっていく 序盤の複線が後半になって効いて来るあたりもさすが。 それでもなぜか私には今ひとつのめりこめないと言うか 確かにスラスラと読んでいけたのだがなにかもう一つ退いて しまう感じがする。 読後感にもやや不満。 切なかったり悲しかったりしてもどこか 爽快感というか爽やかなものが残る作品を期待していたからかな?
伊坂幸太郎の『グラスホッパー』を読み終わった。話題作ということで手に取ったのだが、これは本当に面白い。 殺し屋という危険な題材を扱いながら、物語は驚くほど軽快だ。元教師の鈴木、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフの天才・蝉──三人の登場人物が織りなす構図は複雑に見えて、実は巧妙に計算されている。各章で視点が切り替わることで、同じ出来事が全く違う側面から見える楽しさがある。 何より驚いたのは、こうした暴力的な世界観の中にも、どこか人間らしい温かみが感じられることだ。教員という職業柄、人物描写の細やかさや心理描写には敏感な方だと思うが、この作品ではキャラクターたちが本当に生きているように感じられた。 テンポの良さも秀逸だ。ページをめくる手が止まらない。これが文庫本とは思えないほどの充実感で、シリーズの原点とされるだけあって、その後の作品へ向かわせる力強さがある。同僚にもぜひ勧めたい一冊だ。
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2026年10月19日
ボランティアの活動をしていると、何かと心が疲れることもあります。そんな時に、この開運手帳を手にしてみました。ゲッターズ飯田さんの五星三心占いということで、少し興味を持ったのです。 正直申し上げますと、占いには懐疑的な方でしたが、この手帳は実用的で驚きました。毎日のスケジュール管理ができるのはもちろん、月ごとの運勢が丁寧に書かれており、それを参考にしながら日々を過ごすことで、気持ちが少し前向きになるのを感じます。 サイン本ということで、著者の思いが詰まっているのかもしれません。金の鳳凰座というのは、なかなか美しい装丁で、手帳を開く度に気分も上がります。 これからの一年を、この手帳と一緒に、大切に過ごしていきたいと思います。人生経験が長い者だからこそ、時には新しい視点を大事にすることも必要だと、この手帳が教えてくれた気がします。
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