みんなの感想
本屋大賞のノミネート作ということで手に取ってみたのですが、こんなに一気読みさせられるとは思いませんでした。 青春時代の教室という、誰もが通る場所。その教室に突然、死が訪れる。その事実が引き起こす波紋を丁寧に描いています。辻村深月さんや金原ひとみさんの推薦文にある通り、「自分はなぜ生きているのか」という根本的な問いが、この作品を貫いています。 57歳になると、あの頃の青春がどれほど貴重で二度と戻らないものだったか、本当によく分かる。だからこそ、この作品の切実さが胸に響きます。重いテーマなのにユーモアを失わない筆致、そしてキャラクター一人ひとりの声が生き生きしていることに驚きました。 受賞歴も多く、話題作というのが頷けます。パートの帰りの電車の中でも続きが気になって、つい読み込んでしまいました。全世代に読んでもらいたい一冊ですが、特に人生経験を積んだ大人こそ、その深さを感じられるのではないでしょうか。
本屋大賞ノミネートという話題性に惹かれて手に取った一冊です。青春と死をテーマにした作品は数多くありますが、本作も似たような領域を扱っています。 正直なところ、期待値が高かったせいか、読んでいて「可もなく不可もなく」という印象に落ち着いてしまいました。ユーモアと青臭さが詰め込まれているという評判は当たっていて、そうした要素は確かに随所に感じられます。教室という限定的な空間を舞台に、複数の視点から死と向き合う同級生たちの姿を描く試みも興味深い。 ただ、新人作品ということもあるのか、物語全体の構成や深掘りの部分でやや物足りなさを感じました。突き刺さると言われるほどの感動や、心に残る言葉をあまり拾えなかったというのが正直な感覚です。 41歳になると、青春モノを読むときに「あの時代を思い出す懐かしさ」を求めてしまう傾向があるのかもしれません。本作はそれ以上のインパクトを求める読者には、ちょうど良い一冊という程度の評価になってしまいます。話題作ではあるので、試しに読んでみるのは悪くない選択だと思います。
最近登録された他の本の感想
2026年10月19日
ボランティアの活動をしていると、何かと心が疲れることもあります。そんな時に、この開運手帳を手にしてみました。ゲッターズ飯田さんの五星三心占いということで、少し興味を持ったのです。 正直申し上げますと、占いには懐疑的な方でしたが、この手帳は実用的で驚きました。毎日のスケジュール管理ができるのはもちろん、月ごとの運勢が丁寧に書かれており、それを参考にしながら日々を過ごすことで、気持ちが少し前向きになるのを感じます。 サイン本ということで、著者の思いが詰まっているのかもしれません。金の鳳凰座というのは、なかなか美しい装丁で、手帳を開く度に気分も上がります。 これからの一年を、この手帳と一緒に、大切に過ごしていきたいと思います。人生経験が長い者だからこそ、時には新しい視点を大事にすることも必要だと、この手帳が教えてくれた気がします。
ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し
読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。
ネタバレを表示しますか?
この感想には物語の内容に関するネタバレが含まれている可能性があります。
ブクマとは
読んだ本を、かんたんに記録できる
読書管理サービスです。
あなただけの本棚をつくる
気になる本を検索して簡単登録。絞り込みや並び替え、削除も簡単です。
ブックリストで分類・整理
「お気に入り」「気になる本」など、自由にブックリストを作成できます。
感想・評価・メモを残す
読んだときの気持ちや、心に残った言葉を自由に記録できます。
共有と発見の楽しみ
他のユーザーの本棚や感想から、新しい一冊に出会えます。
読書体験をシェア
自分の本の感想やブックリストをSNSでシェアすることもできます。
ブクログから本棚を移行
これまでブクログで管理していた読書記録を、ブクマへインポートできます。