星をさがしに 映画『汝、星のごとく』公式ビジュアルブック
講談社 | 2026/10/15
みんなの感想
映画を観た後、このビジュアルブックを手に取ったときの満足感といったら、言葉になりません。スクリーンで見た瀬戸内の風景と登場人物たちの表情が、ここまで鮮烈に蘇るとは思いませんでした。 末長真の写真って本当に素晴らしいんです。映画のワンシーンを切り取ったはずなのに、そこに静寂が生まれるというか、深い時間が凝縮されている。横浜流星と広瀬すずの横顔、指先の動き、視線の先──そういった細部にこそ、二人の人物たちの心情が溶け込んでいるんだと改めて気付かされます。 原作者の凪良ゆうの文章も絶妙です。写真と言葉が呼応することで、映画だけでは完結しない何かが生まれている。過ぎ去った時間が、なぜか光を保ち続けているという巻頭の言葉が全てを物語っていますね。 学校の図書室にも置きたいくらいです。生徒たちにとって、映画化作品への興味や読書への入り口になるかもしれない。大人にとっても、映像美と文学性の融合を体験できる贅沢な一冊だと思います。何度めくっても発見がある。本当に素敵な作品です。
映画『汝、星のごとく』が公開されたとき、すごく話題になっていたので興味を持ちました。そしてこのビジュアルブックの存在を知って、すぐに手に取りたくなりました。 実際に読んでみて、これは本当に素敵な一冊だなと感じました。写真家・末長真が撮り下ろした写真の質感がとても良くて、瀬戸内の島の空気感が紙面から伝わってくるようです。単なるメイキング写真集ではなく、原作者・凪良ゆうの文章とが絶妙に響き合っていて、映画を見た方にも見ていない方にも、その世界観に引き込まれる力があります。 横浜流星さんと広瀬すずさんのまなざしや、指先のしぐさなど、細部にまで光が当てられた写真ばかり。過ぎ去った時間が写真の中で輝いているという説明がぴったり当てはまります。自営業で忙しい日々を過ごしていますが、このビジュアルブックをめくる時間は本当に心が落ち着きます。映画の余韻に浸りたい方にも、美しい写真集としても、両方の価値がある素晴らしい作品だと思います。
映画『汝、星のごとく』が気になって、このビジュアルブックを手に取ってみました。横浜流星と広瀬すずのツーショットが見たかったってのが正直なところです。 開いてみると、写真がめっちゃ綺麗で驚きました。撮影現場のオフショットとか、二人の表情をとらえた写真がたくさん収録されていて、目で見るだけで物語の雰囲気が伝わってくる感じ。瀬戸内の島の風景も素敵です。 ただ、ビジュアルブックなので、写真がメインなんですよね。原作者の凪良ゆうさんの文章も入ってますが、思ったより少なめ。もっと映画の内容について深掘りしたり、キャストのインタビューがあったりすると、より楽しめたのかなって思います。あと、このサイズだとページ数もそこまで多くないので、すぐに読み終わっちゃいました。 映画を既に見ている人なら、思い出を反芻するのに良いと思うし、映画の予習をしたい人にも悪くないです。でも、それ以上の何かを求めると、ちょっと物足りないかな。写真好きな人には充分価値ありだと思いますけど。
映画『汝、星のごとく』が話題になってたので、どんな作品なのか気になって手に取ってみました。ビジュアルブックということで、写真がメインだろうと思ってたんですが、実際に読んでみると...まあ、普通ですね。 写真自体は確かに綺麗です。瀬戸内の風景と俳優たちの表情が上手く撮られてるなって感じます。原作者・凪良ゆうの文章も添えられてるので、その世界観には引き込まれます。でも、正直なところ「わざわざ買う必要があったか?」と考えると微妙です。 映画を見た後なら、懐かしい気分で楽しめるんだと思うけど、前知識がない状態だと、ストーリーの詳細が分からないから物足りなく感じました。写真集としても、エッセイ集としても中途半端な印象を受けてしまって。ファンならコレクション用に欲しいかもしれませんが、一般的な読者にはあんまり必須ではないかな。映画化作品の公式ビジュアルブック特有の難しさを感じた一冊です。