あしたの名医4

あしたの名医4

藤ノ木 優

出版社:新潮社 出版年月日:2026/04/22

新潮社 | 2026/04/22

3.00
本棚登録:2人

みんなの感想

感想

話題になってたこのシリーズ、ついに4巻まで来たんだ。前作から引き続き北条衛と沙耶の関係がどう展開するのか気になって、速攻で読んじゃいました。 愛する者を患者として手術すべきか、それとも信頼できる医師に託すのか—こんな葛藤、医者だからこその究極の選択肢だと思うんですよね。北条の揺れ動く心情が本当に生々しくて、医療ドラマ特有の緊張感がバッチリ伝わってきます。 そして田川先輩のほうのストーリーも興味深い。二人の医師がそれぞれどんな道を選んだのかは読んでのお楽しみですが、その選択に至るまでの葛藤や覚悟が丁寧に描かれてるのが良かった。医学知識もしっかりしてるし、だからこそ医者の判断の重みが感じられるんです。 伊豆の美しい景物の中での人間ドラマってのも、このシリーズの独特な魅力。群像劇として各キャラの個性もたっていて、続きが気になっちゃう—まさに今旬の医療小説の傑作だと思いますよ。

感想

シリーズ4作目ということで期待して読んだんですけど、正直ちょっと残念でした。医師たちの葛藤とか人間ドラマは魅力的なんですが、なんか話が散漫というか…登場人物が増えすぎて、誰が主人公なのかわからなくなる時があるんですよね。 特に北条衛と彼女の関係性の展開が、思ったより進まなくて。タイトルが「あしたの名医」だから医学的な成長や葛藤にもっとフォーカスされるのかなと期待したのに、恋愛要素と医療サスペンスがうまく噛み合ってない感じがしました。 あと伊豆グルメの描写もあるみたいなんですが、そこまで活かされてなくて、むしろ本編の邪魔になってるのでは?って思ったり…。もっとシンプルに、コアなキャラクターを深掘りしてくれたら良かったのに。 シリーズを追ってきた人なら多少は楽しめるかもしれませんが、個人的には前作の方が引き込まれた気がします。

ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し

読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。

詳しく見る
ブクログからブクマへの引っ越しイメージ