みんなの感想
仕事もひと区切りついたこの頃、昔から気になっていた『異邦人』をようやく手に取りました。文庫本の扱いやすさもあって、通勤電車の中での読書にぴったりでしたね。 はじめは主人公ムルソーの行動の不自然さに戸惑いました。常識的な人間らしい反応がない。でも読み進むうちに、その「ズレ」こそが作品の核なのだと気づかされます。論理的で秩序立った世の中が、実は不合理で矛盾に満ちているんじゃないか。そんなことを考えさせられました。 カミュの思想は難しいと思っていたのですが、この物語の構成は意外とシンプル。だからこそ心に残るのかもしれません。人間とは何か、生きることの意味とは何かを問い続ける作品。六十を過ぎて読むと、妙に胸に響くものがあります。 古典だからと敬遠するのはもったいない。時間をかけてゆっくり噛み砕きながら読む価値のある一冊だと思いました。
古典の名著として何度も勧められていたので、この機会に手に取ってみました。 正直なところ、期待値が高かったせいか、少し肩透かしを食らった感じです。主人公ムルソーの行動原理が理解しがたく、その不条理さを追求する試みは分かるのですが、読んでいて感情移入できる部分がほとんどない。管理職として人の心理を読むことに慣れている身としては、人物の動機や葛藤がもっと明確であってほしかった、というのが本音です。 ただ、理性では説明できない人間の存在そのものを問い直そうとしたカミュの意図は理解できます。戦後の実存主義思想を代表する作品として、その歴史的価値は疑いありません。 短編としてもコンパクトで、読み終えるのに時間もかかりませんでした。哲学的思考を深めたい人には良い教科書になるでしょう。ただ、小説としての面白さや人間ドラマとしての深さを求める読者には、もう少し物足りないかもしれません。人文書として一度は読む価値がある作品ではありますが、私個人としては「なるほど」という理解にとどまり、心を揺さぶられるまでには至りませんでした。
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2026年10月19日
ボランティアの活動をしていると、何かと心が疲れることもあります。そんな時に、この開運手帳を手にしてみました。ゲッターズ飯田さんの五星三心占いということで、少し興味を持ったのです。 正直申し上げますと、占いには懐疑的な方でしたが、この手帳は実用的で驚きました。毎日のスケジュール管理ができるのはもちろん、月ごとの運勢が丁寧に書かれており、それを参考にしながら日々を過ごすことで、気持ちが少し前向きになるのを感じます。 サイン本ということで、著者の思いが詰まっているのかもしれません。金の鳳凰座というのは、なかなか美しい装丁で、手帳を開く度に気分も上がります。 これからの一年を、この手帳と一緒に、大切に過ごしていきたいと思います。人生経験が長い者だからこそ、時には新しい視点を大事にすることも必要だと、この手帳が教えてくれた気がします。
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