熊と踊れ 下
アンデシュ・ルースルンド / ステファン・トゥンベリ / ヘレンハルメ 美穂 / 羽根 由
早川書房 | 2016/09/08
みんなの感想
北欧ミステリの傑作と聞いて、期待を込めて下巻に手を取りました。上巻から続く緊張感が解き放たれるかと思いきや、むしろ物語は一層深い心理の迷宮へと進んでいきます。 銀行襲撃という犯罪スリラーの枠に留まらず、親子関係という普遍的なテーマが軸になっていることに引き込まれました。エンジニアとして問題解決の論理的思考に慣れた身ですが、この小説の主人公たちが暴力という手段を選ぶまでの心理的因果関係は、単純には割り切れません。その複雑さがリアリティを生んでいるのだと感じます。 圧倒的なペースで物語が進む後半は、まさに「轟く銃声」の表現そのままに、息つく暇もありません。ただし、クライマックスでは登場人物たちの葛藤と決断がしっかり描かれており、単なるアクションの快感に終わらない深さがあります。 北欧ミステリの最高峰という触れ込みは伊達ではなく、緻密な構成とドラマティックな展開のバランスが見事です。ただし、家族の破壊と再生を描いた作品だけに、読了後は少なからず心に余韻が残ります。それも含めて、印象深い一冊でした。
最近登録された他の本の感想
2026年10月19日
ボランティアの活動をしていると、何かと心が疲れることもあります。そんな時に、この開運手帳を手にしてみました。ゲッターズ飯田さんの五星三心占いということで、少し興味を持ったのです。 正直申し上げますと、占いには懐疑的な方でしたが、この手帳は実用的で驚きました。毎日のスケジュール管理ができるのはもちろん、月ごとの運勢が丁寧に書かれており、それを参考にしながら日々を過ごすことで、気持ちが少し前向きになるのを感じます。 サイン本ということで、著者の思いが詰まっているのかもしれません。金の鳳凰座というのは、なかなか美しい装丁で、手帳を開く度に気分も上がります。 これからの一年を、この手帳と一緒に、大切に過ごしていきたいと思います。人生経験が長い者だからこそ、時には新しい視点を大事にすることも必要だと、この手帳が教えてくれた気がします。
ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し
読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。
ネタバレを表示しますか?
この感想には物語の内容に関するネタバレが含まれている可能性があります。
ブクマとは
読んだ本を、かんたんに記録できる
読書管理サービスです。
あなただけの本棚をつくる
気になる本を検索して簡単登録。絞り込みや並び替え、削除も簡単です。
ブックリストで分類・整理
「お気に入り」「気になる本」など、自由にブックリストを作成できます。
感想・評価・メモを残す
読んだときの気持ちや、心に残った言葉を自由に記録できます。
共有と発見の楽しみ
他のユーザーの本棚や感想から、新しい一冊に出会えます。
読書体験をシェア
自分の本の感想やブックリストをSNSでシェアすることもできます。
ブクログから本棚を移行
これまでブクログで管理していた読書記録を、ブクマへインポートできます。