みんなの感想
話題になっているこのシリーズを、ようやく手に取ってみました。 正直なところ、最初は短編集ということで気軽に読めるだろうという軽い気持ちでした。でも開いてみると、これが本当に素敵な世界なんです。吉田篤弘さんの文章は温かみがあって、一編一編がまるで大事な友人から聞く思い出話のよう。10枚程度という短さだからこそ、余計な装飾がなく、本質的な優しさが伝わってくるんでしょう。 パート帰りの疲れた時間に、コーヒーを飲みながらこの本を読むというのが、私の最近の楽しみになってしまいました。登場する人物たちの何気ない日常や小さな喜びが、こちらの心をほんわりと温めてくれるんです。どこから読んでも大丈夫というのも便利で、その日の気分で選べるのが良い。 7年愛され続けて10万部というのも納得です。派手さはないけれど、何度も読み返したくなる。そういう本って、本当は一番贅沢な本なんだと思います。娘にも勧めたいくらいです。
吉田篤弘さんの『月とコーヒー』シリーズは、もう何年も前から手放せない存在になっています。今回の第3集『ノクターン』も期待通り、いや期待以上の満足感を得られました。 何が素晴らしいって、短編集としての完成度の高さですね。原稿用紙10枚程度という長さは、自営業で忙しい身にはちょうどいい。朝のコーヒーの時間に一編読むと、その日一日が少し違う色に見えるような、そんな不思議な力があります。 各話に登場する、月に思いを馳せる小さな猿だとか、種も仕掛けもない手品をするマジシャンだとか、なんともユニークなキャラクターたちが、さっとストーリーの中に溶け込んでいく。読んでいて息苦しさがない。むしろ心地よい静けさに満たされます。 既読シリーズとの相乗効果もあるかもしれませんが、このシリーズを通じて吉田さんの世界観にはますます引き込まれています。気軽に開けて、深い余韻を残していく。そういう上質な読書体験が、このシリーズの変わらぬ魅力なんだと改めて実感しました。
最近登録された他の本の感想
2026年10月19日
ボランティアの活動をしていると、何かと心が疲れることもあります。そんな時に、この開運手帳を手にしてみました。ゲッターズ飯田さんの五星三心占いということで、少し興味を持ったのです。 正直申し上げますと、占いには懐疑的な方でしたが、この手帳は実用的で驚きました。毎日のスケジュール管理ができるのはもちろん、月ごとの運勢が丁寧に書かれており、それを参考にしながら日々を過ごすことで、気持ちが少し前向きになるのを感じます。 サイン本ということで、著者の思いが詰まっているのかもしれません。金の鳳凰座というのは、なかなか美しい装丁で、手帳を開く度に気分も上がります。 これからの一年を、この手帳と一緒に、大切に過ごしていきたいと思います。人生経験が長い者だからこそ、時には新しい視点を大事にすることも必要だと、この手帳が教えてくれた気がします。
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