みんなの感想
話題の本は必ずチェックしようと決めている私ですが、この作品は本当に良かった。世阿弥という歴史上の人物を題材にしながらも、決して難しくなく、むしろ人間ドラマとして深く心に響きます。 72歳で佐渡に流罪となった世阿弥。なぜそんなことになったのか、そしてその地でどう生きたのか──その謎を追いながら、父と子の愛と葛藤が浮かび上がってくる構成が素晴らしい。年を重ねた立場だからこそ、人生の終盤で何かを求めることの切実さが身に染みて感じられました。 幽玄という美学は難しいテーマですが、作家の想像力によって現代を生きる私たちにも通じる普遍的なものとして描かれています。文庫化を機に読んでみましたが、各メディアで話題になった理由がよくわかります。人生経験を重ねた今だからこそ、この物語の奥深さが味わえるのだと思いました。
室町時代の能楽師・世阿弥の最晩年を描いた作品。話題になっていたので気になって手に取りました。 流罪となり佐渡に送られた72歳の世阿弥が、その地でどう生きたのか——歴史の空白を想像力で埋める物語として、非常に秀逸です。著者の直感と創造力で描かれた父と子の関係が、ただ格調高いだけでなく、どこか普遍的な人間らしさを持っています。 幽玄の美学について語られる部分は難しいのではないかと最初は心配しましたが、むしろそれが物語に深みをもたらしていて。齢を重ねてなお進化し続ける世阿弥の芸への向き合い方は、何か心に響くものがあります。 文庫版ということで新しく加えられた推薦文も丁寧で、単行本との違いも感じさせます。歴史小説でありながら、現代を生きる私たちにも問いかけてくるような作品。仕事の合間に読むのにちょうど良い、品のある一冊でした。
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2026年10月19日
ボランティアの活動をしていると、何かと心が疲れることもあります。そんな時に、この開運手帳を手にしてみました。ゲッターズ飯田さんの五星三心占いということで、少し興味を持ったのです。 正直申し上げますと、占いには懐疑的な方でしたが、この手帳は実用的で驚きました。毎日のスケジュール管理ができるのはもちろん、月ごとの運勢が丁寧に書かれており、それを参考にしながら日々を過ごすことで、気持ちが少し前向きになるのを感じます。 サイン本ということで、著者の思いが詰まっているのかもしれません。金の鳳凰座というのは、なかなか美しい装丁で、手帳を開く度に気分も上がります。 これからの一年を、この手帳と一緒に、大切に過ごしていきたいと思います。人生経験が長い者だからこそ、時には新しい視点を大事にすることも必要だと、この手帳が教えてくれた気がします。
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