みんなの感想
新社会人になってから、仕事の現場で人間関係や組織の複雑さに直面することが増えました。そんな中で出会ったのがこの一冊です。 現象学的社会学は、私たちが日常的に経験する「当たり前」を丁寧に掘り下げていく姿勢が素晴らしい。机上の理論だけでなく、実際の人間関係や社会現象をどう捉えるかという視点が、今の自分にとって本当に実用的でした。難解だろうと覚悟していましたが、著者の説明は思いのほか親切で、読み進めるごとに自分の視点が広がっていく感覚が得られます。 特に印象的だったのは、普通に見過ごしているような社会的相互作用の構造が、実は複雑で奥深いものであることに気づかされた点です。職場での同僚との関係性や、上司との距離感といった実際の経験と照らし合わせながら読むと、より深い理解につながります。 人文・思想書としての質も高く、新書ながら内容の充実度には本当に満足しています。同世代の新社会人はもちろん、社会人なら誰もが一度は読んでおく価値のある一冊だと思います。
現象学とサステイナビリティの関心の高まりに背中を押されて手に取った一冊だが、期待以上の充実度だった。著者が徹底して個々の社会現象の「見え方」に向き合う姿勢は、評論のような浮遊感を避け、一定の説得力を持っている。 特に印象的だったのは、ハイデッガーやメルロ=ポンティの議論を社会学的問題へ応用する際の丁寧さだ。理論の輸入に終わらず、日本の社会状況と照らし合わせながら思考が展開される点に、筆者の誠実さが感じられる。フリーランスとして社会の周辺に身を置く身にとって、「行為者の視点」を重視する現象学的アプローチは、かなり実存的な共感をもたらした。 もっとも、後半にかけて概念の密度が高まり、予備知識が限定的な読者には読み込みが要求される。だからこそ何度も立ち返り、書き込みながら読む価値のある内容だと言える。社会学を深く学びたい人間にとって、一度は向き合うべき重要な問題提起が詰まっている。
最近登録された他の本の感想
2026年10月19日
ボランティアの活動をしていると、何かと心が疲れることもあります。そんな時に、この開運手帳を手にしてみました。ゲッターズ飯田さんの五星三心占いということで、少し興味を持ったのです。 正直申し上げますと、占いには懐疑的な方でしたが、この手帳は実用的で驚きました。毎日のスケジュール管理ができるのはもちろん、月ごとの運勢が丁寧に書かれており、それを参考にしながら日々を過ごすことで、気持ちが少し前向きになるのを感じます。 サイン本ということで、著者の思いが詰まっているのかもしれません。金の鳳凰座というのは、なかなか美しい装丁で、手帳を開く度に気分も上がります。 これからの一年を、この手帳と一緒に、大切に過ごしていきたいと思います。人生経験が長い者だからこそ、時には新しい視点を大事にすることも必要だと、この手帳が教えてくれた気がします。
ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し
読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。
ネタバレを表示しますか?
この感想には物語の内容に関するネタバレが含まれている可能性があります。
ブクマとは
読んだ本を、かんたんに記録できる
読書管理サービスです。
あなただけの本棚をつくる
気になる本を検索して簡単登録。絞り込みや並び替え、削除も簡単です。
ブックリストで分類・整理
「お気に入り」「気になる本」など、自由にブックリストを作成できます。
感想・評価・メモを残す
読んだときの気持ちや、心に残った言葉を自由に記録できます。
共有と発見の楽しみ
他のユーザーの本棚や感想から、新しい一冊に出会えます。
読書体験をシェア
自分の本の感想やブックリストをSNSでシェアすることもできます。
ブクログから本棚を移行
これまでブクログで管理していた読書記録を、ブクマへインポートできます。