山、買いました7 〜異世界暮らしも悪くない〜

山、買いました7 〜異世界暮らしも悪くない〜

実川えむ / りりんら

出版社:SBクリエイティブ 出版年月日:2026/02/14

SBクリエイティブ | 2026/02/14

3.75
本棚登録:4人

みんなの感想

感想

このシリーズもついに7巻まで来たんですね。話題性が高いし、どうなってるか気になって手に取ってみました。 異世界での四季折々の暮らしを描くこのシリーズ、秋の収穫シーズンを舞台にした今作も基本的な面白さは変わっていません。モフモフな生き物たちとの日常、精霊たちとの交流、それぞれのキャラが持ち味を発揮しながら目標に向かっていく流れ。そういう意味では、安心して読み続けられる作品です。 ただ、正直なところ、巻を重ねるごとに「あ、またこのパターンだ」という感覚が出てきてしまうんです。稲作が成功して、新しいプロジェクトに挑戦して、上手くいく。その繰り返しというか。新しい登場人物も加わってはいますが、大きなサプライズや意外な展開にはまだ出会えていません。 癒し系としては十分なんですけど、長く続いてるシリーズだからこそ、もう少し物語に新しい風を吹き込んでもらえるといいなと感じます。シリーズファンなら引き続き楽しめるでしょう。

感想

シリーズ7作目にしてまだこの楽しさが続いているとは。正直なところ、こういう異世界ファンタジーは長く続くと飽きてしまうものが多いんですが、この作品はそんな心配を見事に払拭してくれました。 望月五月とモフモフな仲間たちの山暮らしも、いよいよ季節は秋へ。収穫の喜びや新たなチャレンジ、日本との世界線を行き来するユニークな展開まで、相変わらず温かくほっこりさとした空気感に満ちています。管理職をやっていると、人間関係の煩雑さや数字の重圧から逃れたくなる時があるんですが、この本を読むとそういう疲れがふっと解ける。 キャラクターたちが本当に愛おしく描かれているのが秀逸で、一緒に秋の大収穫祭を迎えたいくらいの気分になります。ストーリーも緩やかながら確実に前に進んでいて、次はどんな展開が待っているのか気になって、つい続きが気になってしまう。仕事の疲れを癒すのに、このシリーズは本当に最適です。

感想

シリーズの7巻目ということで、すっかりこの異世界の山暮らしが日常化してきたんだなというのが伝わってきます。モフモフ神様たちとの関係も深まっていて、その点は微笑ましいですね。 今巻は秋の収穫がメインテーマのようで、田んぼの豊作やワイン造り、バター作りなど、スローライフなディテールが丁寧に描かれています。こういう日々の営みが積み重なっていく感じは、読んでいて心が落ち着きます。会社の忙しさから解放されたい時間に、こういう田舎暮らしの話は確かに癒しになるなと思いました。 ただ、正直なところ、7巻も続くと物語としての起伏が緩やかになってきているのかなという印象も。モフモフたちとの日常を楽しむというコンセプト自体は好きなんですが、もう少し何か新しい展開や、キャラクターたちの深掘りがあると、さらに引き込まれたかもしれません。稲荷さんの息子との遭遇など、新しい要素も出ているんですけどね。 シリーズの常連さんにはちょうどいい一冊だと思います。

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