「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本

武田 友紀

出版社:飛鳥新社 出版年月日:2018/07/26

飛鳥新社 | 2018/07/26

4.67
本棚登録:3人

みんなの感想

感想

このところ、ボランティア活動の現場で、気遣いすぎて疲れ切った様子の人をよく見かけていました。そんな折、この本を手に取ってみたのですが、目からウロコが落ちる思いです。 著者は同じHSP(敏感な人)の専門カウンセラーだからこそ、単なる理論ではなく、本当に使える対策が満載されているのです。まわりの顔色をうかがったり、相手を傷つけないことばかり気になったり、細部まで気づいてしまったりする——そうした特性を持つ人たちへの心からの理解と共感が随所に感じられます。 特に実践的なテクニックが素晴らしい。自分の敏感さを「欠点」ではなく「特性」として捉え直し、そこから自分の人生をどう組み立てていくかという視点が、長年生きてきた私たちにとって本当に大切です。人間関係も仕事も楽になるというのは決して誇大広告ではなく、毎日の小さな工夫の積み重ねなのだと納得できました。 これは若い世代だけでなく、シニア世代にもぜひ読んでほしい一冊です。

感想

フリーランスの仕事をしていると、クライアントの顔色を読みすぎたり、メールの一文を何度も推敲したり、細部の違和感が気になって作業が進まないことがしばしばあります。そうした自分の傾向を「性格の問題」だと思い込んでいたのですが、この本を読んで「HSP(Highly Sensitive Person)」という概念を初めて知りました。 著者が当事者であり専門カウンセラーというバックグラウンドが活きていて、単なる自己啓発ではなく、神経生物学的な根拠を示しながら実践的なテクニックを提示してくれるのが素晴らしい。繊細さを「治すべき欠点」ではなく「個性」として捉え直す視点は、正直なところ目からウロコでした。 オフィス環境での過ごし方から人間関係のコツまで、日常で即座に応用できる工夫がたくさん詰まっています。完璧を目指さない、休息を罪悪感なく取る、といった提案は特に自分のような仕事スタイルの人に響くと思います。この本を読んだ後、仕事のペース配分が驚くほど改善されました。

感想

仕事で細かいミスを指摘されることが多く、それが気になって夜眠れなくなることがあった。そんな悩みを抱えていた時に、この本を手に取ってみた。 著者がHSP専門のカウンセラーであり、自身も繊細さんだという点が信頼できた。単なる理論だけでなく、実践的で即座に使えるテクニックが多数紹介されている。特に「相手の反応を気にしすぎず、まず自分の感覚を認める」というアプローチは、職場での人間関係を楽にするのに役立った。 繰り返し読む中で、自分が繰り返していた無駄な心配や疲労の多くが、実は必要のないものだったことに気づかされた。章立てがシンプルで、ビジネスパーソンにも読みやすい工夫がされている点も良い。 ただ、個人的には論拠や研究データがもう少し厚く記載されていると、さらに納得度が高まったように思う。それでも、自分のような「気がつきすぎて疲れやすい」タイプの人間には、十分な価値のある一冊だと感じた。

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