みんなの感想
98歳の詩人・柴田トヨさんの言葉集を手にして、驚いた。新社会人として社会に出たばかりの自分にとって、この本がこんなに響くとは思わなかった。 「人生いつだってこれから」というコピーが示す通り、人生の終盤に差し掛かった方からの言葉は、若い世代への無言のメッセージとなっている。トヨさんのみずみずしい表現は、決して甘い励ましではなく、人生の本質に触れた真摯な思考だ。 社会人になって初めて挫折や迷いを経験している今、この本に出会えてよかった。短編的な詩や言葉の数々は読みやすく、通勤電車の中でも気軽に開ける。ただし侮ってはいけない。一つ一つの言葉に人生経験が積み重なっており、読む度に違う意味が見えてくる。 強いて挙げるなら、もう少しテーマの深掘りがあれば、より人文書として完成度が高まったかもしれない。だが、そのシンプルさこそが、この本の持ち味なのかもしれない。年齢や立場を超えて、多くの人に読まれるべき一冊だ。
九十八歳の詩人トヨさんの言葉を集めた本ということで、同じく人生の後期にある身として手に取ってみました。 確かに、年を重ねてなお前に向かって歩み続ける姿勢には共感できます。「人生いつだってこれから」というメッセージは、特にこの年代の読者にとって励ましになるでしょう。詩のことばもところどころみずみずしさを感じさせてくれます。 ただ、正直なところ、全体としては予想の範囲内という印象を拭えません。人生経験を語る本としては深さに欠けるのではないか、詩集としては洗練さに物足りなさを感じてしまいました。各章も短くて、もっと時間をかけて一つの作品に向き合いたかったというのが正直な感想です。 ボランティアの傍ら、様々な人生論に触れてきた身からすると、この程度の内容では新たな視点をもたらしてくれません。むしろ巻末の年譜の方が、トヨさんという人物の背景を知るうえで有用でした。 良い本ではありますが、強く推奨するほどではないというところです。
最近登録された他の本の感想
2026年10月19日
ボランティアの活動をしていると、何かと心が疲れることもあります。そんな時に、この開運手帳を手にしてみました。ゲッターズ飯田さんの五星三心占いということで、少し興味を持ったのです。 正直申し上げますと、占いには懐疑的な方でしたが、この手帳は実用的で驚きました。毎日のスケジュール管理ができるのはもちろん、月ごとの運勢が丁寧に書かれており、それを参考にしながら日々を過ごすことで、気持ちが少し前向きになるのを感じます。 サイン本ということで、著者の思いが詰まっているのかもしれません。金の鳳凰座というのは、なかなか美しい装丁で、手帳を開く度に気分も上がります。 これからの一年を、この手帳と一緒に、大切に過ごしていきたいと思います。人生経験が長い者だからこそ、時には新しい視点を大事にすることも必要だと、この手帳が教えてくれた気がします。
ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し
読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。
ネタバレを表示しますか?
この感想には物語の内容に関するネタバレが含まれている可能性があります。
ブクマとは
読んだ本を、かんたんに記録できる
読書管理サービスです。
あなただけの本棚をつくる
気になる本を検索して簡単登録。絞り込みや並び替え、削除も簡単です。
ブックリストで分類・整理
「お気に入り」「気になる本」など、自由にブックリストを作成できます。
感想・評価・メモを残す
読んだときの気持ちや、心に残った言葉を自由に記録できます。
共有と発見の楽しみ
他のユーザーの本棚や感想から、新しい一冊に出会えます。
読書体験をシェア
自分の本の感想やブックリストをSNSでシェアすることもできます。
ブクログから本棚を移行
これまでブクログで管理していた読書記録を、ブクマへインポートできます。