探偵小石は戻らない
小学館 | 2026/09/30
みんなの感想
前作『探偵小石は恋しない』で驚かされたので、続編は慎重に情報を避けて手に取りました。正解でした。 エンジニアとしてロジカルに物事を考える習性があるため、小説を読む際はどうしても先回りして推理してしまうのですが、この作品はそれを完全に裏切ってくれます。タイトルから既に何か仕掛けがありそうな予感を感じさせながら、本編では次々と予想外の展開が押し寄せてくる。掛け合いが軽妙で楽しい分、その時々の反転がより効果的に感じられます。 特に秀逸なのは、読者が「ここまでの情報でこう判断する」という心理を理解した上で、その心理を揺さぶる構成になっていること。システムの設計に似た緻密さを感じました。ただ奇を衒うだけでなく、その裏側にきちんとした論理が存在するのが好印象です。 前作未読でも十分楽しめるとは思いますが、前作があってこその満足度がある。ミステリ好きなら迷わずおすすめできる一冊です。
前作の『探偵小石は恋しない』が本屋大賞にノミネートされたということで、続編には相当な期待を寄せていました。話題作の続篇ということで手に取ったわけですが、正直なところ、期待値と現実のギャップに失望してしまいました。 確かに編集担当が謳う「愉快な掛け合い」や「驚きの仕掛け」といった要素は随所に感じられます。ただ、その仕掛けの連続が前作よりも予測可能になってしまった印象なんです。逆転、逆転と繰り返されるプロットも、途中からパターン化して見えてしまい、最後のどんでん返しも「ああ、ここで来たか」という感覚になってしまいました。 そもそも、この手のミステリは「ネタバレ厳禁」という触れ込みが強いほど、あらかじめハードルが上がってしまうもの。その分、サプライズの余韻も減じてしまう危険性があります。本作はそのジレンマに陥っていた気がします。 会社員として忙しい日々の中で、貴重な読書時間を費やすなら、もう少し新しい切り口のミステリを探したほうが、時間対効果は高いかもしれません。
前作の『探偵小石は恋しない』が本屋大賞にノミネートされたと知って、続編も気になって手に取りました。話題作の続きということで期待値も高かったんですが、正直なところ「悪くはないけど、特別すごい!」とまでは感じられませんでした。 逆転また逆転という構成は確かに面白く、読んでいて次はどうなるんだろうという興味は引き続けられます。小石と蓮杖の掛け合いも相変わらず軽快で、テンポよく読み進められるのは良いですね。ただ、前作を読んでから時間が経っているせいもあるかもしれませんが、設定の細部が思い出せず、その分没入感に欠けた気がします。 編集担当のコメント通り、ラストシーンは確かに工夫されているなと思いました。ただ、全体としては「続編らしい続編」という印象で、シリーズを追いかける価値を強く感じさせるほどの突破口がない、という感じでしょうか。ミステリ好きなら及第点だと思いますが、話題作だからと手を伸ばす人にはやや物足りないかもしれません。
前作『探偵小石は恋しない』がおもしろかったので、続編が出たと聞いて即座に手に取ってしまいました。正解でした。 このシリーズの魅力は何といっても、予想を裏切る仕掛けと、探偵・小石と調査員・蓮杖のテンポの良い掛け合いですね。今作は「小石が犯人?」というシンプルかつ衝撃的な前提から始まるんですが、そこからどんでん返しの連続。読み進めるたびに「あ、そういうことか」と膝を打つ瞬間が何度もあります。 ミステリって謎解きが全てだと思っていた時期もありますけど、この作品を読んでいると、登場人物たちのキャラクター、その掛け合いを楽しむことの大切さを改めて感じます。小石のミステリオタク気質とシニカルな言動、蓮杖とのコンビネーション、全てが調和して物語を引き立てている。 編集者の推しどおり、本当に「事前情報なし」で読むことをおすすめします。知らないまま読むことでこそ、この作品の面白さが最大限に伝わると思います。気軽に読めるのに、ちゃんと満足感がある。こういう小説が好きです。
本屋大賞ノミネート作『探偵小石は恋しない』の続編が出ると知って、すぐに手に取りました。前作の傑作ぶりが忘れられず、期待値も高かったのですが、まさかここまで上回るとは。 このシリーズの真骨頂は、予想を軽々と裏切る構成力にあります。本作では冒頭から「逆転、逆転、また逆転」というキャッチコピー通り、次々と視点が切り替わり、読者の認識が揺さぶられていく。小石と蓮杖の掛け合いの楽しさはそのままに、事件の真実へと迫る過程がこれほどまでに緻密で面白いとは。 58年生きてきた中で、ミステリの傑作にはいくつか出会いましたが、本作はその域に達しています。何より素晴らしいのは、最後のページを閉じた時の満足感。編集者も「事前情報なしで読んでほしい」と書いているのは本当です。私も情報を最小限にして正解でした。 ミステリ好きなら絶対に読むべき一冊。話題性だけでなく、本当に傑作なんです。
前作を読んでから続編の発売を心待ちにしていたので、手に取ったときは本当に嬉しかった。期待値が高かったのですが、それを大きく上回る面白さでした。 このシリーズの魅力は、何といっても予想を裏切る構成にあります。本書も「ネタバレ厳禁」という警告通り、事前情報なしで読むことを強くお勧めします。僕も途中で何度も「え、そういうことなの?」と驚かされました。小石と蓮杖の掛け合いも相変わらず絶妙で、テンポよく読み進められます。 ただし、新社会人の自分としては前作を読んでから時間が経っていたため、登場人物の設定や前作のストーリーをうっすらしか覚えていなかったのが少し惜しかったです。重要な設定が前作とリンクしているので、間を空けずに読み返してから挑むのが理想的だと思います。 とはいえ、単体でも十分に完成度の高いミステリとして楽しめる作品です。驚きと満足感、そして最後のあのシーンーー言葉を選んでしまいますが、本当に完璧でした。慎重派の自分も、これはシリーズを追いかける価値があると確信させてくれた一冊です。
前作『探偵小石は恋しない』が本屋大賞にノミネートされたという評判を聞き、半ば懐疑的な気持ちで手にした一冊です。ミステリ物には定評がある出版社ですが、果たしてそこまでの傑作なのか、という慎重な心持ちでした。 結論から言うと、期待値を大きく上回る完成度でした。何より素晴らしいのは、この続編が単なる「二番煎じ」に終わっていない点です。名探偵を志すミステリオタク・小石と調査員・蓮杖のコンビが展開する事件解決の過程で、次々と予想外の展開が仕掛けられています。まさにタイトルの「逆転、逆転、また逆転」という宣伝文句が嘘ではありません。 会社員の身からすると、この手の作品は読み始めると仕事に支障をきたすほど没入してしまう危険があります。実際、通勤電車での読書時間では読み進める速度が止められず、休日にも引き続き一気読みしてしまいました。緻密に計算された伏線と、最後に訪れる意外性のある結末は、ミステリ好きであれば必読の価値があります。事前情報なしで臨むことを強くお勧めします。
前作の『探偵小石は恋しない』が面白かったので、続編があると聞いて即座に手に取りました。相変わらず小石と蓮杖のやり取りは軽妙で読んでいて楽しいし、謎解きの構成も工夫されているなという感じ。 ただ、正直なところ、続編としては「あ、こういう流れね」という予想の枠を大きく超えてこなかった印象です。前作で確立された世界観やキャラクターの関係性をうまく活用しているのは確かなんですが、新しい驚きという点では物足りなさを感じてしまいました。ネタバレ厳禁という触れ込みも、開けてみると「なるほど、そっちか」程度で。 仕掛けや逆転のテクニック自体は悪くないんです。むしろ仕事の合間に気軽に読む分には十分楽しめる。ただ、シリーズを重ねるにつれて、もっと斬新な角度から読者を驚かせてくれることを期待していた分、ちょっと期待値とのギャップが出てしまった感じですね。続きは気になるので読むと思いますが。
「探偵小石は恋しない」の続編ということで、話題になってるから読んでみました。 前作を読んでた人向けってのは伝わってくるんですけど、この続編も逆転また逆転の連続で、その辺のトリックはなかなか考えてるなあって思います。小石と蓮杖の掛け合いも相変わらず面白いし、テンポよく読めるのは良かった。 ただ、個人的には何か物足りない感じがしちゃって…。驚きの仕掛けが多いのはいいんですけど、それぞれがどうしても浅く感じてしまうというか。面白い場面もあるのに、ページをめくってると「あ、そっか」くらいで終わっちゃう感覚があります。 編集さんの「絶対に事前情報なしで読んでほしい」というのはわかるし、実際ネタバレなしで読むのが正解な作品なんだと思う。だからこそ、もう一段階深い満足感が欲しかった。話題だから読む、くらいのライトな読み方には丁度いいかもしれませんね。
前作『探偵小石は恋しない』が本屋大賞ノミネートされたと聞いて、続編の存在を知った時点で手に取らずにはいられませんでした。そして期待を大きく上回る仕上がりに、徹夜してしまいました。 このシリーズの真髄は、緻密に構築されたトリックと、その裏返すような反転の面白さにあります。本作では、その要素がさらに洗練されている。逆転に次ぐ逆転という編集後記の謳い文句は決して大げさではなく、ページを進めるたびに「あ、そっか」と膝を打つ快感が何度も訪れます。 探偵・小石と調査員・蓮杖の掛け合いも絶妙。二人のやり取りの中に情報が自然に埋め込まれており、読者は彼らと一緒に謎を追体験できる設計になっています。技術的な観点からも非常に良くできている。 何より素晴らしいのは、「絶対に事前情報なしで読んでほしい」という編集のメッセージが本当に正しいということです。ラスト数ページの衝撃は、先入観がないからこそ活きる。ミステリとしての完成度の高さを改めて認識させられました。
続編ということで、前作『探偵小石は恋しない』を読んでから手に取りました。期待以上に面白かった! 何といっても、この作品の魅力は予測不能な展開ですね。冒頭からいきなり状況が反転して、もうその時点で引き込まれてしまいます。探偵・小石と調査員・蓮杖のテンポの良い掛け合いが心地よく、読んでいて思わずクスッと笑ってしまう場面も多い。仕事の合間に読むのにちょうどいい、ストレスなく楽しめるミステリです。 ただ正直に言うと、後半はちょっと複雑で、全ての伏線がどう繋がるのか読みながら追うのに必死でした。でも、ラスト付近でそれまでの疑問が一気に解消される快感!編集担当の「絶対に事前情報なしで読んでほしい」というコメントも納得です。 ミステリ好きはもちろん、気軽に楽しめる娯楽小説を探している人にもおすすめできます。続編があればまた読みたいな、そう思わせる1冊でした。
前作『探偵小石は恋しない』が本屋大賞にノミネートされたって聞いて、続編があると知った時はめっちゃ嬉しかった。で、実際に読んでみたんだけど、期待を遥か上回る面白さだった。 小石と蓮杖のコンビの掛け合いが本当に最高。二人の会話のテンポが良くて、読んでて自分も引き込まれちゃう感じ。そして何より、このミステリの仕掛けがヤバい。「逆転、逆転、また逆転」って説明の通り、読み進めるたびに予想が外れるし、新しい情報が出るたびに状況がガラッと変わる。犯人だと思ってた奴が実は無実だったり、一見関係ない出来事が重要な鍵になったり、そういう驚きの連続。 何が良いって、ラストのシーンが本当にキレイ。ミステリとしての完成度が高いだけじゃなくて、キャラクターたちの関係性とか人間ドラマの部分も深い。高専の課題で疲れてた時に読んだんだけど、一気読みしちゃった。ネタバレなしで読むことを強く推奨します。シリーズ未読の人も大丈夫だと思うけど、まずは前作から読む方が絶対楽しいはず。
『探偵小石は恋しない』の続編ということで、期待しながら読んだんですけど、本当に面白かった!前作を読んでいる人なら絶対にハマると思います。 このシリーズって、小石と蓮杖のかけ合いが本当に最高で、二人の掛け合いだけで笑えちゃうんですよ。でも今作は予想外の展開が次々と起こって、「えっ、ちょっと待って?」みたいな感じで何度も驚かされました。犯人としての小石、って紹介文を読んだ時点で「どういうこと?」って思ってたんですけど、実際に読むとその意図がちゃんと明かされるというか…もうホント、最後まで気が抜けません。 ネタバレ厳禁って書かれてるのが本当なんだなって感じました。誰にも内容を話したくなる衝動が…(笑)。推理ミステリとしてのカタルシスもあるし、キャラクターの魅力も前作以上に引き出されてて、この続き次も読みたい!って思わせる終わり方です。高専の勉強で疲れた時に息抜きで読むのに最適な一冊でした。
前作『探偵小石は恋しない』が面白かったので、続編も迷わず手に取りました。期待通り、いや期待以上の面白さでした! このシリーズの最大の魅力は、やっぱり小石と蓮杖のテンポの良い掛け合い。ふざけた会話の中にも信頼関係が感じられて、読んでいて思わずニヤニヤしてしまいます。そしてミステリとしての仕掛けがしっかりしていて、「え、まさか…」という展開の連続。ネタバレになるから詳しくは言えませんが、本当に何度も裏切られました(褒めてます)。 気軽に読めるようでいて、最後にはまとめられていく心地よさがたまりません。大学院の研究に疲れた時の息抜きに、こういう本は最高です。短編のような流れの良さと、ちゃんと伏線が回収される丁寧さのバランスが本当に上手い。 続きが気になるところで終わるのが…個人的には好きですが、次はいつ出るんでしょう。もう待ち遠しいです。ミステリ好きなら絶対におすすめ!
前作の『探偵小石は恋しない』が本屋大賞にノミネートされたということで、期待を持って続編を手に取りました。 小石と蓮杖のコンビの掛け合いは相変わらず楽しく、読んでいて思わずクスッと笑ってしまう場面が何度もありました。特に二人の息の合った会話のテンポの良さは、このシリーズの大きな魅力だと思います。 ミステリとしての仕掛けも、確かに工夫されているんですが...正直なところ、物語が進むにつれて「あ、これはこういう方向かな」という予測がついてしまった部分があります。驚愕体験を謳っているわりには、ひねりが予想の範囲内だったというか。それでも最後まで読ませる力はありますし、つまらないわけではないんですが。 教員という立場からすると、こういう「気軽に楽しめるミステリ」は授業の合間に読むのに最適です。疲れた頭でも無理なく読み進められるのはいいですね。ただ、もう一段階のサプライズがあったら、より印象深い作品になったと感じます。 悪くはないけれど、期待値がちょっと高かった分、そこまでの大満足にはいたらなかった、という感じです。
前作が本屋大賞にノミネートされたとあって、つい手に取ってしまった。自営業で長年商売をしてきた身としては、人間関係のもつれや裏切りといったストーリーには自然と引き込まれてしまうものだ。 この続編は予想を裏切る展開の連続で、最後まで気が抜けない。探偵・小石と調査員・蓮杖のやり取りが実に楽しく、ユーモアを交えながらも緊迫感を保つバランスの良さに感心した。犯人として小石が目撃されるという設定だけで既に興味をそそられたが、その謎の解き明かし方は見事だ。 何度も逆転する展開は、ミステリ好きの私にとって最高の醍薐味である。終盤の驚きは本当に予想外で、思わず初めから読み直したくなるほど。80年の人生で幾つもの小説を読んできたが、この手の爽快感を与えてくれる作品は珍しい。こういう話題の傑作に出合えるのは、いくつになっても読書の醍醐味だと改めて実感した。ぜひ多くの人に読んでほしい一冊である。
前作『探偵小石は恋しない』が本屋大賞にノミネートされたと聞いて、気になっていたシリーズの続編です。ネタバレ厳禁という触れ込みに惹かれて、思い切って手に取ってみました。 読み始めたら、もう止められません。色恋案件に定評のある探偵・小石と調査員・蓮杖の掛け合いが本当に楽しくて、クスクス笑いながら読んでいました。ページをめくるたびに予想を裏切られる展開の連続で、「え、そっち?」「待てよ...」という驚きの連続です。 主婦生活で頭が疲れているときに、こういう心躍るミステリはちょうどいい気分転換になります。複雑に見える謎が次々と解きほぐされていく快感と、最後に用意されたラストシーンの完璧さには本当に感動しました。 前作を読んでいなくても十分楽しめますが、続編として成立している点も素晴らしい。慎重に本を選ぶ方にこそ、この興奮をぜひ味わってほしいです。ノミネート作の続編だからこその期待値を、きちんと上回る傑作だと思います。
前作『探偵小石は恋しない』がこんなに面白かったので、迷わず続編を手に取りました。正解でした! このシリーズの魅力は、何といっても予想の裏をかかれまくるところ。次々と展開が変わっていくので、読んでいて一瞬も気を抜けません。仕事で疲れているときは難しい本は避けるのですが、これは一気読み必至の楽しさ。小石と蓮杖の掛け合いも相変わらず軽妙で、ほっこりさせられます。 今作は前作より事件の複雑さが増している気がします。でも難解ではなく、むしろエンタメ性がぐっと上がった感じ。ラストなんて本当に見事で、途中の張られた伏線がきっちり回収される快感を味わえます。「これはミステリの傑作だ」と心から思いました。 仕事で人間関係に疲れたときこそ、こういう気軽に楽しめて、でもちゃんと満足感が得られる小説って大事。もう第三弾も気になっています。ぜひ続いてほしい!
前作『探偵小石は恋しない』にドハマりして、続編の発売を心待ちにしてました。待つだけの価値、十分ありました! この本の面白さは何といっても「予想を裏切り続ける」その構成。逆転に次ぐ逆転で、読んでる最中ずっと「え、そうなの?」って状態。登場人物の小石と蓮杖の掛け合いも相変わらずクスッと笑えて、ミステリなのに読んでて心地いいんですよね。 特に良かったのはラストシーン。本当に素晴らしくて、読み終わった時に思わず声が出そうになりました。編集さんが「絶対に事前情報なしで読んでほしい」って強調するのもうなずけます。ネタバレは厳禁です(私も言わない笑)。 前作好きなら絶対続きが気になると思うし、これから読む人も含めてめっちゃおすすめ。気軽に楽しめるミステリの傑作だと思います。早く他の人の感想を聞きたい!
前作『探偵小石は恋しない』がすごく面白かったから、続編は絶対読まなきゃと思ってました。そしたら、期待を大きく上回る傑作でした! このシリーズの最大の魅力は、予想を裏切る仕掛けと、小石と蓮杖のテンポの良い掛け合いにあります。本作では、その要素がさらに磨き上げられている感じ。ミステリとしてきちんと成立しながらも、ユーモアを忘れない絶妙なバランスが素晴らしい。 公務員の仕事をしていると、つい頭が固くなってしまうんですが、こういう軽快でくすっと笑える小説を読むと気分がリセットされます。毎晩少しずつ読む時間が本当に楽しかった。 何より、ラストの構成の素晴らしさ。「あ、そっか!」って納得と驚嘆が同時にやってくる感じ、本当に最高です。編集担当さんの「事前情報なしで読んでほしい」という言葉の意味が見事に分かります。ネタバレを絶対避けたいほどの仕掛けになっています。 ミステリ好きさんはもちろん、気軽に楽しくエンタメを読みたい人にも強くおすすめできる一冊です。
前作『探偵小石は恋しない』が本屋大賞にノミネートされたと聞いて、さっそく続編を手に取りました。SNSでも話題になっていたので、どんな仕掛けが待っているのか楽しみでした。 読み始めて驚きました。愉快な掛け合いのテンポが本当に心地よく、調査員の蓮杖とのやり取りを読んでいるだけで顔がほころびます。ミステリオタクの探偵・小石というキャラクターが魅力的で、その視点から事件が次々と解きほぐされていく過程は、知的興奮を与えてくれます。 何より素晴らしいのはラストシーン。「ネタバレ厳禁」という帯の言葉が納得できるほどの仕掛けが仕込まれており、読み終わった時の達成感は格別です。逆転に次ぐ逆転という構成も巧妙で、謎解きの快感をしっかり提供してくれます。 会社での疲れた帰り道、こういう上質なエンターテインメント小説に出合えるのは幸せです。話題の本は理由があるんだと改めて実感しました。シリーズの続きも絶対に読みます。
前作の『探偵小石は恋しない』が本屋大賞にノミネートされたと聞いて、すぐに両作品を揃えてしまいました。正解です。 この続編は、前作以上に目が離せません。小石と蓮杖のやり取りは相変わらず楽しいのですが、今作では物語の構造が一段階上がっているように感じました。何度も何度も「あ、そっちか!」と裏切られます。編集担当の「ネタバレ厳禁」というのは本当で、何も知らずに読み始めることを強くお勧めします。 自営業をしていると、細部の積み重ねで全く異なる結果になることをよく経験します。この物語も、小さな情報の組み合わせ方で見え方がガラッと変わる——その面白さが秀逸です。ミステリとしての完成度はもちろん、キャラクターの魅力も相変わらず。蓮杖の冷静さと小石の奇想天外さのコンビネーションに、何度も笑わされました。 ラストシーンは本当に素晴らしい。続編なのに新しい可能性を感じさせてくれるところが、このシリーズの強みだと思います。
前作『探偵小石は恋しない』が本屋大賞にノミネートされたと知って、続編の登場を心待ちにしていました。期待値が高かったのですが、それを見事に上回る仕上がりです! 何といっても、この作品の魅力は予想の裏をかき続ける構成にあります。事件の真相が何度もひっくり返され、読んでいる最中に「あ、そっちだったのか!」という驚きを何度も味わわせてくれました。ミステリとしての完成度が本当に高い。 探偵・小石と調査員・蓮杖のテンポの良い掛け合いも相変わらず楽しく、くすっと笑える場面も多いので、ミステリながらも読み心地が軽やか。息つく暇もなくページをめくってしまいました。 ただ、続編ということで前作の設定や人物関係がある程度前提になっているので、できれば第一巻から読むことをお勧めします。ネタバレなしで楽しむためにも、情報をなるべく入れずに読むのが正解。編集担当の「事前情報なしで読んでほしい」というアドバイスは本当に的確です。 ミステリ好きさんには絶対読んでほしい一冊。話題の本をしっかり押さえたい時期ですし、このシリーズはそれだけの価値があります。
前作が面白かったので、続編が出たと聞いてすぐに手に取りました。いやもう、期待を大きく上回る面白さです! 探偵・小石と調査員・蓮杖のコンビの掛け合いが本当に楽しくて、毎回クスッと笑ってしまいます。公務員という堅い職場にいるからこそ、こういう軽妙な会話のやり取りに癒されるんでしょうね。 でも何といってもこの作品の魅力は、次々と仕掛けられる逆転劇。「え、そういうことなの?」の連続で、最後には見事にはしごを外されます。編集さんのおすすめ通り、ネタバレなしで読んで本当に良かった。途中で気づかされることがあって、それまでのシーンの見え方がガラッと変わるあの感覚、最高です。 ミステリを読んでいるのに、ほっこりした気持ちになれるって珍しい。気軽に読める小説を探している人に、心からおすすめしたい一冊です。続きが気になってしょうがありません。
前作『探偵小石は恋しない』がこんなに面白かったので、続編は必ず読もうと決めていました。期待値が高かったのですが、見事にそれを上回ってくれました。 この作品の魅力は何といっても、予想を裏切る構成にあります。編集担当の言葉通り、「逆転、逆転、また逆転」という展開が本当に秀逸。事件の真相が次々と覆されていく快感を味わえます。ミステリ好きとしては、こうした仕掛けに心躍らせずにはいられません。 小石と蓮杖の掛け合いも相変わらず楽しく、緊迫した場面でも二人の会話に思わず笑ってしまう瞬間がありました。ミステリ小説としての知的興奮と、エンタメ小説としての面白さが両立している、貴重な作品だと感じます。 ただ、物語が複雑に絡み合っているため、前作をしっかり読んでいないと理解が難しい部分があるかもしれません。それでも、このシリーズの完成度の高さに引き込まれます。ネタバレなしで読み始めることを、心からお勧めします。
昨年話題になった前作『探偵小石は恋しない』が本屋大賞にノミネートされたということで、続編が出たのなら読んでみようと思いました。新聞の広告でも「逆転、逆転、また逆転」という惹句が目立っていましたしね。 読んでみますと、確かに次々と予想を裏切る展開が続きます。探偵が犯人として目撃されるという冒頭の設定も面白く、ミステリとしての仕掛けもそれなりに工夫されているのでしょう。主人公とパートナーの掛け合いも軽妙で、読んでいて退屈しません。 ただ、正直なところ、私の年代からするとどうしても新鮮味に欠ける印象は拭えません。若い世代には十分楽しめる作品だと思いますが、こちとら人生経験も積んでおり、トリックの仕掛けも「ああ、そういう手か」と想像がつく場面が多々ありました。最後のオチも、もう少し深い余韻があればなと感じます。 悪い本ではないのですが、話題作だからといって万人向けではないのかもしれませんね。気になる方は一度手に取ってみる価値はあると思います。
前作『探偵小石は恋しない』で本屋大賞にノミネートされたということで、期待値を高めに持ちながら読み始めました。 本作は、ミステリオタクの探偵・小石と調査員・蓮杖のコンビが新たな事件に挑む続編。「逆転、逆転、また逆転」というキャッチコピー通り、物語は次々と展開していきます。愉快な掛け合いや工夫された仕掛けなど、エンタメ性の高さは十分に感じました。 ただ、正直なところ、驚嘆するほどの新鮮さは感じられませんでした。前作で確立されたミステリのフォーマットをなぞっている感が否めず、構成としては堅実だけれども、それ以上の感動や知的興奮は得られませんでした。ページをめくる楽しさはあるものの、読み終わった後に「これだ!」という手応えが残らなかったのです。 前作を好きだった読者なら、同じトーンで楽しめるでしょう。ただし、より深い思考性やオリジナリティを求める方には、やや物足りなく感じるかもしれません。フリーランスの限られた読書時間の中で読むべき一冊かどうか、そこは慎重に判断したいところです。
前作が本屋大賞にノミネートされたということで、つい手に取ってしまいました。探偵小石シリーズの続編ということですね。 正直なところ、前作を読んでいないので、その魅力を十分に味わえたのかどうか自信がありません。でも、この巻だけでも楽しめるように作られているのだろうと思います。登場人物たちの掛け合いは確かに愉快で、クスッと笑わせてくれる場面も多くありました。 ただ、謎解きの部分で、もう一つしっくりこない感じが残ってしまったんです。派手な仕掛けや逆転があるということは聞いていたのですが、読んでいる途中は「あ、そういうことか」という小さな納得の繰り返しで、最後の大きなカタルシスまでには至らなかったといいますか。もしかして前作を読んでいたら、また別の印象だったのかもしれませんね。 ミステリ好きで前作を愛読されている方には、きっと大満足の一冊だと思います。気軽に楽しめるミステリを探している方にもおすすめできます。ただ、私のように少し物足りなさを感じる人もいるかもしれません。
前作が本屋大賞ノミネートされたという情報を見かけて、続編も慎重に手に取ってみました。正解でした。 このシリーズの魅力は、登場人物たちの軽妙な掛け合いと、その裏に隠された緻密な構成にあります。探偵・小石と調査員・蓮杖のやり取りは楽しく、思わず微笑んでしまう場面も多い。しかし本作では、その愉快さの奥に何層もの仕掛けが仕込まれていることに気づかされます。 物語は冒頭から揺さぶられます。蓮杖が目撃した「犯人としての小石」という設定だけで、読者は引き込まれてしまう。そこからの展開は見事としか言いようがありません。何度も予想を裏切られ、その度に「なるほど」と納得させられる感覚は、ミステリ好きの私でも久しぶりに味わったものです。 特に印象的だったのは、ラストシーン。編集担当の推薦文通り、これまでの物語がすべて一本の線でつながる瞬間の快感は格別です。ネタバレを避けて語ることが難しいほど、その完成度は高い。 54歳になると、ともすれば物語に対して批評的になりがちですが、本作はそうした読者の懐疑心さえも巧妙に取り込んでいるような感覚さえ覚えました。ミステリ愛好家には強くお勧めします。
「探偵小石は恋しない」が本屋大賞にノミネートされたというニュースを見かけて、続編がもう出ているということで手に取ってみました。 期待値が高かったせいかもしれませんが、正直なところ前作ほどの驚きはありませんでした。逆転、また逆転という触れ込みでしたが、トリックの仕掛けとしては既視感を感じてしまう部分も。ただし、小石と蓮杖の掛け合いの楽しさは健在で、二人のやり取りを読んでいる時間は心地よかったですね。 何より気になったのは、終わり方です。続きがあるのかないのか、読み終わった後、すっきりしない余韻が残ってしまいました。シリーズ作品として見れば続きを期待させる展開なのかもしれませんが、一冊の完成度という点では少し物足りなさを感じます。 ミステリとしての完成度よりも、キャラクターの魅力で読ませるタイプの作品だという印象を強くしました。次作があれば読んでみたい気もしますが、このシリーズにはもう少し構成の緻密さが必要なのではないかな、と感じたところです。