探偵小石は戻らない

探偵小石は戻らない

森 バジル

出版社:小学館 出版年月日:2026/09/30

小学館 | 2026/09/30

4.12
本棚登録:42人

みんなの感想

感想

前作『探偵小石は恋しない』が面白かったので、続編も迷わず手に取りました。期待値が高かったのですが、それを軽く超えてくる傑作でした! この作品の最大の魅力は、予想を裏切り続ける構成です。犯人として小石が目撃されるというプロローグから始まり、次々と視点が切り替わって真実が明かされていく過程は、本当にページをめくる手が止まりません。通勤電車の中で続きが気になって、思わず降り駅を乗り過ごしてしまったほど。 小石と蓮杖の掛け合いの楽しさも健在で、ミステリの緊迫感の中にも息抜きがあって、読みやすいんです。38歳にもなると、複雑すぎるプロットより、こういう「ページターナー」な面白さが心に響きます。 本当にラスト数ページには驚きました。「えっ、そう来たか!」という感じ。編集さんのおすすめ通り、ネタバレなしで読むことをお勧めします。週末の息抜きに最適な一冊。シリーズの続きが気になって仕方ありません。

感想

前作『探偵小石は恋しない』が本屋大賞ノミネートということで、期待値高めで手に取りました。掛け合いの楽しさや仕掛けの面白さは確かに感じたんですが、正直なところ「続編」という立場が足を引っ張ってる感じがしました。 前作を読んでいないと細かい背景設定が分かりにくい部分があって、何度か読み直す羽目に。逆に前作ファンにとっては懐かしさもあるのかもしれませんが、僕みたいに新規で読む人には少しハードルが高いかも。 驚愕体験ミステリというふれ込みは本当で、予想外の展開が続くのは面白いです。ただ、後半に向かうにつれて「それ、ちょっと無理矢理じゃない?」という違和感も。キャラクターの掛け合いは軽快でおもしろいんですけど、ストーリーとしての説得力がもう一歩欲しかった感じです。 ミステリ好きなら読む価値はあると思いますが、前作から読むことを強くお勧めします。

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