ぼくたちの告白

ぼくたちの告白

高森泉 / 高森 泉

出版社:宝島社 出版年月日:2026/07/03

宝島社 | 2026/07/03

4.11
本棚登録:22人

みんなの感想

感想

『このミステリーがすごい!』の隠し玉作品ということで興味を持って手に取りました。小学校の卒業式前に起きた転落死事件という、一見シンプルな設定から、こんなに複雑で面白い物語が生まれるんだなと感心しました。 何度も「えっ、そういうことだったの?」と驚かされるどんでん返しの連続で、読んでいて一気に引き込まれてしまいます。最初に提示された情報がじつは別の意味だったり、登場人物の行動の真意が後半になって明かされたり。構成の巧みさが本当に素晴らしい。 選考委員の評価通り、冒頭から仕掛けられていた罠が見事に機能しているなと感じます。文庫版のコンパクトなサイズなので、短時間で一気読みできるのも気に入りました。子育てで忙しい日常でも、週末にまとめて楽しめる長さです。 ミステリ好きな方はもちろん、意外性のある物語が好きな方全般におすすめできる一冊。正直なところ、最後の真犯人の正体には少し意外性が強すぎて驚きすぎた部分もありますが、それもこの作品の魅力だと思います。

感想

久しぶりに一気読みしてしまった。『ぼくたちの告白』は、その名の通り複数の視点から語られる物語で、各キャラクターの告白が重なるにつれて事件の真相が少しずつ浮き彫りになっていく。最初は単純な転落死事件だと思わせておきながら、次々と仕掛けられた罠が明かされていく快感たるや。 管理職をしていると、人間関係の複雑さや隠された思惑についつい目が行くのだが、この本はそうした興味を存分に満たしてくれた。登場人物たちが抱える秘密や葛藤、そして本当のところは何なのかという問いが、読み進めるたびに形を変えていく。構成の巧みさが秀逸で、冒頭から仕掛けられていた伏線が最後に一気に決まる瞬間の快感は格別だ。 文庫本というお手軽さも相まって、通勤時間や休憩時間に少しずつ読み進められるのが気に入っている。ページをめくる手が止まらず、気づいたら徹夜してしまったほど。このミステリー大賞の隠し玉というのも納得できる傑作だと思う。

感想

図書館で見かけたこの本、表紙の帯に「どんでん返しが止まらない!」と書いてあったので、つい手に取ってしまいました。最近は推理小説ばかり読んでいるので、これはいい読み物だろうと。 読み始めてみたら、本当に次々と予想外の展開が出てくるんですね。小学校の卒業式を巡る事件なのですが、登場人物たちの証言や関係がどんどん複雑に絡み合っていく。年をとると頭が疲れやすいのが悩みなのですが、それでも引き込まれてしまいました。 何が良いかというと、著者の構成の上手さですよ。冒頭から仕掛けられていた工夫に後になって気づくような、そういう楽しさがある。文庫本で気軽に読めるサイズなのも嬉しい。派手な盛り上がりというより、じっくり考えさせられるタイプのミステリですので、時間をかけて楽しみたい方にはぴったりだと思います。 これからもこの著者の本を追いかけたいなという気持ちになりました。

感想

ミステリーは気軽に読むにはちょうどいい、と思って手にした一冊です。このごろ目が疲れやすくなったので、文庫本のサイズが助かります。 最初は小学校の事件という重い題材なので、どうしようかと思ったのですが、思いのほか引き込まれてしまいました。冒頭から仕掛けられた罠というのは本当で、読み進めるうちに「あ、そういうことだったのか」という瞬間が何度もやってきます。その度にニヤッとしてしまいました。 複雑な構成なのに分かりやすく、登場人物たちの告白を通して真実が少しずつ明かされていく。パート帰りの疲れた頭でも、無理なく読み進められたのが良かったです。後半は特に目が離せず、一気読みしてしまいました。 ただ正直なところ、細部まで完全に理解できたかどうか自信がありません。でも、それも含めて楽しめる作品だと思います。このミステリーがすごい大賞というのも納得できる、なかなかの傑作でした。気軽に読みたい方にもおすすめできます。

感想

『このミステリーがすごい!』大賞作ということで、期待値高めで手に取りました。確かに冒頭から仕掛けられた罠は見事で、読み進めるにつれてどんでん返しが次々と現れます。複数のフェイズを通して物語が展開していく構成は、書評家たちが指摘する通り上手いと感じました。 ただ、正直なところ、予想の斜め上をいく展開を何度も用意されると、後半になるにつれ「また来たか」という気持ちになってしまったんです。ミステリーとして上質なのは間違いないんですけど、僕個人としては、どんでん返しの連続よりも、一つの真実に向かって着実に進んでいく推理の過程を味わいたい気がします。 小学校の事件という設定も不気味さがあって悪くないのですが、登場人物たちとの距離感がなかなか縮まらず、感情移入しきれなかったのが惜しい。エンタメ性重視の作風なんだと思いますが、もう少し人間ドラマの深さがあれば、さらに引き込まれたんじゃないかな。ミステリー好きなら絶対楽しめる作品だと思うので、気になった人は試してみる価値ありです。

感想

「このミステリーがすごい!」大賞の受賞作ということで、期待を持って手に取りました。選考委員からの評価も高く、どんでん返しが連続するとのことだったので、かなり楽しみにしていたんです。 実際に読んでみると、確かに構成は上手いです。冒頭から張られた伏線が後々効いてくる感覚は気持ちいいし、複数のフェイズを通じて物語が進んでいく構成にも工夫が感じられます。ミステリとしての基本的な面白さは備わっていると思います。 ただ、個人的には「これだ!」という強烈な驚きに欠けたというか、予想の域を出ないどんでん返しが多い印象を受けました。新社会人で仕事も始まったばかりで疲れているせいもあるかもしれませんが、徹夜してでも続きが気になる、という程の引き込まれ感がなかったんです。 悪い本ではないですし、ミステリが好きな人なら楽しめると思います。ただ、自分の琴線に完全には触れなかった、という感じですね。もう少し読みやすいミステリも試してみたいと思います。

感想

このミステリーがすごい!大賞の「隠し玉」作品という触れ込みに惹かれて手に取りました。正直なところ、ここまで見事などんでん返しを食らわされたのは久しぶりです。 冒頭から緻密に仕掛けられた罠が、物語が進むにつれて次々と明かされていく快感。管理職という立場で部下の心理や組織の歪みを日々見つめている身として、この作品で描かれる人間関係の複雑さや信頼と背信のテーマが深く響きました。選考委員も驚嘆したというのもうなずけます。 構成の巧さが際立っており、各フェーズで導入される要素がすべて有機的に繋がっていく感覚は、読み手の知的好奇心を満たしてくれます。エンタメ性と構成力のバランスが秀逸で、徹夜してでも続きが気になる、そういう没入感がありました。 話題性のあるミステリーを探している方には特におすすめです。しっかりした物語構造の中で、予想を裏切られる喜びを存分に味わえます。

感想

このミステリーがすごい大賞の隠し玉作品という触れ込みに惹かれて手に取りました。正直なところ、ここまで面白いとは思いませんでした。 冒頭から仕掛けられた罠が随所に隠されていて、読み進めるたびに「あ、そういうことか!」という驚きが次々と襲ってきます。小学校の卒業式前に起きた転落死事件という一見単純な設定から、ここまで複雑で緻密なミステリーを構築するとは。読んでいる最中は何度も立ち止まって、前のページを読み返してしまいました。 素晴らしいのは、単なるトリックの連発ではなく、各フェーズで異なる趣向が用意されているところです。ストーリーが進むにつれて、物語の層が剥き取られていく快感を味わえます。主婦業の合間にちょっとずつ読み進めるのに、ちょうどいいテンポ感もあって、数日で一気読みしてしまいました。 これは単なるミステリーファンだけでなく、良質なエンタメ小説を探している人なら誰もが楽しめる一冊だと思います。久しぶりに「続きが気になって夜更かしした」という経験をしました。

感想

仕事で疲れた夜、軽い気持ちで手に取ったミステリーなんですが、これがもう止められない面白さでした。 冒頭の女子生徒転落死事件から始まるんですけど、読み進めるにつれて次々と予想外の展開が襲いかかってくる。選考委員が驚愕したというのも納得です。特に良いのは、序盤で張られた伏線が後々になって全く別の意味を持ってくるところ。エンジニアとして設計や実装を考えることが多いので、こういう精密に構成された作品には本当に惹かれますね。 複数のフェイズを通じて物語が展開していくんですが、各パートがそれぞれ魅力的で飽きさせません。難しすぎず、でも侮れない—気軽に読むのにちょうどいい難易度感です。真犯人への道のりは一筋縄ではいかず、最後の最後までドキドキが止まりませんでした。 こういうエンタメ性の高いミステリーをもっと読みたくなります。仕事の息抜きとしても、本気で楽しむとしても、本当に良い一冊でした。

感想

久しぶりに徹夜してしまいました。このミステリーがすごい大賞の隠し玉作品ということで、どんな話かと軽い気持ちで手に取ったのですが、予想を大きく上回る面白さでした。 小学校の卒業式前に起きた女子生徒の転落死事件が中心となるのですが、事件の真相へと迫っていく過程で次々と新しい視点が加わり、それまで当然だと思っていた事実がいとも簡単に覆される。その快感といったら。選考委員たちが驚愕したというのも納得です。 登場人物たちの証言や行動が、複数の異なる角度から解釈できるように仕掛けられているところが本当に巧妙。謎解きの快感と同時に、人間関係の複雑さや思い違いの怖さも感じさせてくれます。 気軽に楽しむ読書が好きな私としても、こういった知的興奮を味わえるエンタメミステリーは大好物です。構成の妙を感じながら、ページをめくる手が止まりませんでした。若い世代だけでなく、我々世代にも十分刺さる一冊だと思いますよ。

感想

選考委員の絶賛コメントに惹かれて手に取った一冊です。正直、ここまでどんでん返しが連続する作品は久しぶりでした。 小学校の転落死事件という設定だけ見ると、ありきたりなミステリーかと思いきや、構成の巧妙さに引き込まれます。冒頭から仕掛けられた罠というのは本当で、読み進める中で次々と前提が揺らいでいく快感を味わえます。複数のフェイズを通じて、異なる視点から同じ事件が描かれていくのですが、その切り替わりのたびに新しい情報が現れ、読者の予想を軽々と裏切っていく。 仕事の合間に少しずつ読み進めていたのですが、終盤は徹夜してしまいました。エンタテインメント性に徹した作品としては完成度が高いと感じます。登場人物たちのキャラクターも立っており、単なるトリック重視ではなく人間ドラマとしても成立している点が良いですね。 ただ、複雑な構成ゆえに二度目を読む際には別の面白さが見えてくるのだろうと想像しますが、一度目の読了後は少し疲れた感覚も残りました。それでも、このレベルのどんでん返しミステリーに出会えたのは価値があります。

感想

このミステリーがすごい!大賞の隠し玉作品ということで、話題になっているうちに読んでみました。正直、ここまでどんでん返しが続くとは思いませんでしたね。 小学校の卒業式前の転落死事件という、一見するとシンプルな事件設定から始まるのですが、物語が進むにつれて次々と新しい視点から事件が描き直されていく。最初に「これが真実だ」と思ったことが、後ほぞひっくり返されるという経験を何度もさせられました。 選考委員が驚愕したというのも納得です。構成が本当に巧妙で、冒頭に仕掛けられた罠に気づかずに読み進んでしまう読者のことをちゃんと計算している。それでいて、構成の要素一つ一つが魅力的というのは、著者の力量をうかがわせます。 ページをめくる手が止まりませんでした。パート帰りの夜、続きが気になってついつい夜更かししてしまったほど。ミステリ好きな方はもちろん、最近の話題作を読みたいという方にもお勧めできる一冊だと思います。

感想

このミステリーがすごい!大賞の隠し玉作品と聞いて、期待値高めで手に取ったのですが、予想以上に面白かった! 冒頭から仕掛けられた伏線が、次々と回収されていく快感がたまりません。小学校の卒業式前に起きた女子生徒の転落死という重いテーマなのに、読み始めたら止められなくなってしまいました。警察の捜査と並行して展開する各視点の描き方が秀逸で、一つの事件が何層にも渡って複雑に絡み合っていく構成の巧みさに唸りました。 何度も「あ、そっか」「え、そうだったの!」という驚きがあるので、この手のミステリーは伏線を見落とさないよう、つい読み直したくなりますね。公務員の日々の業務で頭を使い果たしているので、休日のリフレッシュに最高のエンタテインメント。文庫本サイズなのも持ち運びしやすくて助かります。ミステリー好きさんなら絶対ハマると思います。

感想

『このミステリーがすごい!』の大賞作という触れ込みで手に取ったが、正直なところ期待と現実のギャップに戸惑った。選考委員の絶賛コメントも目についたし、どんでん返しが連続するという宣伝文句も魅力的だったのだが。 読み進めると、確かに構成の工夫や仕掛けの細かさは感じられる。それ自体は評価に値する。しかし、謎解きの快感をもたらすはずのその仕掛けが、どうにも粗く感じられてしまう。登場人物たちの証言や行動にやや無理がないか、その動機付けは十分か——そうした疑問が拭えない。 ページを重ねるにつれ、どんでん返しの連鎖自体が目的化しているような印象さえ受けた。驚かせることに注力するあまり、物語としての説得力が後回しになっている気がしてならない。ミステリの本質は、論理的な満足感にあるはずだ。 最後まで読了したが、読み終わった後に残るのは「よくできた仕掛け」への感心というより、「もやもや」である。同じ大賞受賞作でも、もっと質の高いエンタメミステリを読んできただけに、余計にそう感じるのかもしれない。

感想

このミステリーがすごい!大賞の隠し玉作品ってことで読んでみたんですけど、マジでヤバかった。冒頭から何かおかしいなって感じはしてたんだけど、どんでん返しが次々と襲いかかってくるんよ。小学校の卒業式前に起きた女子生徒の転落死事件が舞台なんだけど、どんどん真犯人が誰なのか分からなくなっていく感じ。 推理小説って犯人を当てるゲーム的な楽しさがあると思うんですけど、この本はそういう次元じゃなくて、構成自体が芸術的って感じ。各フェーズで雰囲気がガラッと変わるし、読者の予想を裏切る仕掛けが随所に散りばめられてる。最後の真実にたどり着いたときは「えっ、そういうこと!?」って思わず声出ちゃいました。 文庫本だから気軽に読めるし、長くもないから一気読みしちゃう。漫画やラノベばっかり読んでる俺でも引き込まれた。ミステリ好きなら絶対読むべき一冊だと思う。面白さが止まりません。

感想

ミステリが得意という友人からの強い推薦で手に取りました。正直なところ、どんでん返し系の作品は期待と外れのギャップが大きいので慎重に選ぶ方なのですが、この本は本当に素晴らしかった。 冒頭から綿密に仕掛けられた罠が、読み進めるごとに次々と明かされていく快感。一つの謎が解けたと思ったら、その先にさらに大きな真実が待っている。そういう構成になっていて、ページをめくる手が止まりません。特に印象的だったのは、複数のフェーズを通して視点や状況が揺らいでいく部分。登場人物たちと一緒に混乱し、そして納得するという体験が本当に気持ちいい。 フリーランスとして家で仕事をすることが多いのですが、締め切り前の疲れた時間帯にこそ、こういう知的興奮が必要だと改めて感じました。選考委員が驚愕したという話も納得です。エンタテインメントとしての完成度が高く、ミステリ初心者から上級者まで楽しめる一冊ではないでしょうか。

感想

『このミステリーがすごい!』の大賞作品ということで、期待を持って手に取りました。小学校の卒業式を舞台にした事件という、一見穏やかな世界での緊迫した展開が、最後まで目が離せませんでした。 何より驚いたのは、物語の構成の上手さです。冒頭から仕掛けられた伏線が、予想外の形で回収されていく過程は見事の一言。ミステリーが好きな友人の勧めで慎重に選んだのですが、その期待を十分に上回ってくれました。 ただ、複数の視点が切り替わることで、時折読み手が置き去りにされるような感覚もありました。もう少しゆっくり説明してくれれば、さらに読みやすかったかもしれません。それでも、全体としては緊張感を保ちながら最後まで読み進められ、終盤のどんでん返しには本当に驚きました。 70代になると、新しい作家さんの作品を試すことには躊躇してしまうものですが、これは選んで良かったと思える一冊です。ミステリー好きな方なら、ぜひ一度手に取ってみてください。

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