水鏡推理VIII マイクロプラスチック(8)

水鏡推理VIII マイクロプラスチック(8)

松岡 圭祐

出版社:KADOKAWA 出版年月日:2026/02/25

KADOKAWA | 2026/02/25

3.67
本棚登録:4人

みんなの感想

感想

最近SNSで話題になっていたマイクロプラスチック関連のニュースが気になって、手に取ってみました。シリーズ8作目ということで少し躊躇しましたが、この1冊で充分に楽しめました。 現代の「健康不安ビジネス」をテーマにした設定が秀逸です。マイクロプラスチックという実際に社会問題化している素材を題材にしながら、その不安につけ込む商業的思惑をミステリーとして描いている点に、思わず引き込まれてしまいます。公務員の立場としても、行政が直面するこのような複雑な問題への向き合い方がリアルに感じられました。 水鏡瑞希のキャラクターが素敵で、厚労省の佐久間英里子とのやり取りも自然。科学知識がベースになっていながらも、難しすぎず読みやすいのが良いですね。 一つ挙げるなら、終盤の解き明かし方がやや駆け足気味に感じたので、もう少しじっくり読みたかったところです。ですが、トレンドの健康ビジネス問題を知的に楽しく学べる、充実した一冊でした。

感想

水鏡推理シリーズ8巻目、今回のテーマはマイクロプラスチック!最近ニュースで見かけることもあるし、めっちゃ気になってました。 この本、流行りの健康ビジネスの怖さを推理で暴いていくんですけど、本当にページをめくる手が止まりませんでした。水鏡瑞希が冷静に嘘を見破っていく過程がたまらなく快感で…。科学知識もわかりやすく説明してくれるから、理系じゃない私でも理解できるのが良い。 何より、私たちの日常生活に直結している話だからこそ、すごくリアルに感じるんです。体内洗浄クリニックとか、実際にありそうで怖い。著者のこういう「社会で話題になってることの真実って何?」っていう視点、ほんと好きです。 シリーズ通して読んでるからさらに楽しめたと思いますが、この巻だけでも十分面白いと思いますよ。会社の帰りの通勤時間にさっと読めるし、でも侮れないクオリティ。気楽に楽しめるミステリを探してる人、めっちゃおすすめです!

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