七帝柔道記II 立てる我が部ぞ力あり(2)

七帝柔道記II 立てる我が部ぞ力あり(2)

増田 俊也

出版社:KADOKAWA 出版年月日:2026/02/25

KADOKAWA | 2026/02/25

4.67
本棚登録:5人

みんなの感想

感想

話題の運動部ノンフィクションということで、第一巻に続いて手に取ってみました。正直なところ、柔道に関する詳しい知識があるわけではありませんが、それでも引き込まれてしまいます。 北海道大学柔道部の復活を目指す若き選手たちの姿が、本当に生き生きと描かれているんです。特に印象的だったのは、絶望的な状況の中でもチームメイトたちが支え合い、前に進もうとする様子。年を重ねた身として、そういう一途さや覚悟には心を打たれます。 著者が丁寧に描き込んだエピソード一つ一つが、単なるスポーツ記録に留まらず、人間同士の関係性や成長の物語として輝いています。副主将となった増田俊也の視点を通じて、責任や葛藤も同時に感じることができました。 第二巻では前作以上に物語が深まり、チーム再生への道のりがどうなっていくのか目が離せません。若い世代だけでなく、人生経験を積んだ世代にこそ読んでほしい一冊だと思います。

感想

話題になっていた柔道部の物語ということで手に取りました。第2巻とのことでしたが、十分に単独で楽しめます。 最初は正直、柔道という限定的なテーマに引かれるか不安でしたが、読み始めると一気に引き込まれてしまいました。絶望的な状況にある北海道大学柔道部が、どのように立ち直っていくのか。主人公・増田俊也の視点から見える部員たちとの関係性、チームワークの築き方が実に丁寧に描かれています。 特に印象深かったのは、困難な状況の中でも前に進もうとする登場人物たちの姿勢です。柔道技術の細かい描写よりも、人間ドラマとしての重厚さに惹かれました。副主将として迷いながらもチームを導く増田の葛藤、主将・竜澤との関係など、スポーツ小説の枠を超えた人間関係の奥深さがあります。 家事や育児で日々を過ごす中だからこそ、こうしたチームの一員として何かを成し遂げたいという想いが胸に響きました。読み終わた後、自分たちの「チーム」である家族のことも考え直すきっかけになる、そんな素敵な一冊です。

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