みんなの感想
日本ホラー小説大賞受賞作ということで、期待を持って手に取りました。保険会社社員が思わぬ事件に巻き込まれていく、という設定は確かに興味深く、序盤のサスペンス的な緊張感は引き込まれます。 ただ、読み進めるうちに、物語の展開が予測可能な範囲に収まってしまう印象を受けてしまいました。主人公の調査が深まるにつれてホラー要素が強まるのですが、その恐怖の質が、現代文学として特に新しい視点を提供しているわけではないように感じます。 文章自体は読みやすく、ペース感も良好です。ただ、人間の深い部分に迫るような心理描写や、社会への問題提起といった重層性が、私が好んで読む人文思想書と比べるとやや薄い気がしました。 エンタメ小説としての完成度は高いと思いますし、ホラー好きの方には十分満足できる作品かもしれません。けれど、私個人としては「なるほど」という満足感よりも「それで?」という物足りなさが残ってしまいました。良い小説ではありますが、心に深く刻まれるほどではなかったというのが正直な感想です。
『黒い家』を読み終わって、しばらく余韻が残っています。最初は保険会社の社員という地味な主人公が、ちょっと退屈かなと思ってたんですが、子供の死という衝撃的な事件から物語が急速に暗転していく緊張感がすごい。 何が怖いって、事件そのものというより、主人公が深入りするにつれて浮かび上がる家族の秘密とか、隠された真実の不気味さなんですよね。ページをめくる手が止まりませんでした。 ホラー小説として受賞作というのも納得できます。ただ怖いだけじゃなく、人間関係の歪みや心理描写が絶妙で、現実にありそうな恐怖という感じが本当に怖い。徐々に説得力を持って迫ってくる恐怖感は、他のホラー小説とは違う魅力があります。 気軽に読める文庫本だからこそ、こんな深い話が詰まってるのも好きです。寝る前に読むと眠れなくなっちゃいますが、それくらい引き込まれる面白さでした。
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2026年10月19日
ボランティアの活動をしていると、何かと心が疲れることもあります。そんな時に、この開運手帳を手にしてみました。ゲッターズ飯田さんの五星三心占いということで、少し興味を持ったのです。 正直申し上げますと、占いには懐疑的な方でしたが、この手帳は実用的で驚きました。毎日のスケジュール管理ができるのはもちろん、月ごとの運勢が丁寧に書かれており、それを参考にしながら日々を過ごすことで、気持ちが少し前向きになるのを感じます。 サイン本ということで、著者の思いが詰まっているのかもしれません。金の鳳凰座というのは、なかなか美しい装丁で、手帳を開く度に気分も上がります。 これからの一年を、この手帳と一緒に、大切に過ごしていきたいと思います。人生経験が長い者だからこそ、時には新しい視点を大事にすることも必要だと、この手帳が教えてくれた気がします。
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