届くといいな、くらいで

届くといいな、くらいで

川崎 鷹也

出版社:KADOKAWA 出版年月日:2026/05/08

KADOKAWA | 2026/05/08

4.67
本棚登録:4人

みんなの感想

感想

川崎鷹也のエッセイ、予想以上に引き込まれました。正直なところ、アーティストの自伝本って少し敷居が高いイメージがあったんですが、この本は違いました。 本人が書き下ろしたというだけあって、とても素直な語り口が心地よい。なぜあんなに人の心を揺さぶる歌声が出るのか、その秘密が垣間見える感じがします。挫折や努力の話は、エンジニアの私にとってもすごく共感できる部分が多かったです。地道に技術を磨くって、ジャンルは違えど本質的には同じなんだなって改めて思わされました。 音楽の技法についても、難しすぎず、でも本質的な部分は丁寧に説明されているから、音楽知識がなくても楽しめます。短編みたいなのも挟まってあるので、さくさく読み進められました。 一気読みして、その後彼の曲を聴き直したくなるような、そういう素敵な一冊。もっと早く読めばよかったなって思います。

感想

川崎鷹也のことは「魔法の絨毯」で知ったんですけど、彼の歌声って本当に何か特別じゃないですか。あの独特の表現力がどこから来ているのか、ずっと気になってたんです。だからこの本を見かけた時は即座に手に取りました。 本書は川崎本人による書き下ろしエッセイなんですが、期待以上に引き込まれました。単なるアーティスト本ではなく、自分の声を武器にするまでの試行錯誤や葛藤が丁寧に綴られていて、音楽を志す身としてすごく刺激になります。挫折や努力の話も自然で、押し付けがましくない。むしろ「こういう過程があったんだ」って納得できるというか。 音楽ファンだけじゃなく、創作や表現活動に興味がある人にもおすすめできる一冊だと思います。今は大阪城ホール、日本武道館でのライブも控えてるということで、このタイミングで読むと二度楽しめそう。実際、読み終わった後に彼の曲を聴くと、また違う景色が見えるんじゃないかなって感じます。話題の本として必読です。

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