天国での暮らしはどうですか2
KADOKAWA | 2026/04/08
みんなの感想
愛するペットや家族を亡くした人たちへ向けた優しい本だ。看護師でもあるという著者の経験が背景にあるのか、天国という設定を通じて喪失感に向き合う視点が丁寧に描かれている。 ただ正直なところ、感動的なエピソードが満載とは言い難い。むしろ淡々とした語り口で、読み手の想像力に委ねる部分が大きい印象を受けた。それが良い面もあれば、物足りなく感じる面もある。かなり個人差が出る作品ではないだろうか。 管理職として日々ストレスの多い仕事をしているせいか、こういった癒し系の作品は読んでいて気持ちは楽になるし、ぐっとくるシーンもある。ただ第2弾ということで期待値が高かったのかもしれない。第1弾を読んでいない人なら、より新鮮に受け取れるかもしれないと思う。 大切な人を亡くした経験がある人には確かに届く本だろう。穏やかに向き合いたい時期に、そっと手にしてみるのが良さそうだ。
SNSで話題になってるのを見かけて、思わず手に取った一冊。ペットを失った時の喪失感って、言葉にするのが難しいけど、この本はそれを本当に優しく包み込んでくれる感じがしました。 看護師でイラストレーターという著者の視点だからこそ、生と死に向き合う視点が深いんだと思う。天国での暮らしというテーマで、辛い別れを前向きな物語に変えてくれるのがいいですね。読んでいて自然と涙が出てきちゃいました。 第2弾ということで、前作を読んでない人でも楽しめるのか心配だったんですけど、全く問題なし。むしろこの本から入るのもいいのかもって思いました。ペット好きはもちろん、大切な誰かを失った経験がある人にとって、心が少し軽くなる一冊になると思います。 正直、こういう癒し系エッセイって当たりハズレがあるんですけど、これは本当に丁寧に作られてる感じがします。今話題になってるのも納得ですよ。
この本、マジで心がぐっときました。正直、エッセイとか読まないタイプなんですけど、書店で見かけて何か気になって手に取ったんですよ。 読んでみたら、天国にいるペットたちの視点で書かれていて、すごく温かい世界観が広がっているんです。亡くなった大切なペットが天国でどんなふうに過ごしているのか、そういう優しい想像の世界に引き込まれました。イラストも可愛くて、文章も読みやすいから、普段本をあんまり読まない自分でもサクサク進みました。 ペットを失った人だけじゃなく、誰でも「また会いたい」って思う気持ちってあると思うんですけど、この本はそういう気持ちを前向きに包み込んでくれる感じがします。悲しいはずなのに、読んだ後は不思議と温かい気持ちになれるっていうか。 高専の図書室にもあったら、もっと多くの人に読んでもらいたい一冊です。マジでおすすめ。
話題になっていたので手に取ってみたシリーズ第2弾。看護師でもあるイラストレーターが描く世界観に、正直ここまで引き込まれるとは思わなかった。 ペットや大切な人を失った人たちが天国でどう過ごしているのか。その情景を優しく、時にユーモアを交えて描いた作品だ。同僚の話を聞く限り、第1弾から多くの人の心を掴んでいたようだが、この第2弾もその理由がよく分かる。 感情的になりすぎず、でも確かに心に響く。そのバランス感覚が秀逸だ。イラストと文章の組み合わせも心地よく、一気読みしてしまった。仕事のストレスで疲れている時期だったからか、人生において本当に大切なものが何かを改めて考えさせられた。 完全な癒しの本というより、喪失感と向き合いながらも温かさを感じさせる作品。こういった話題本こそ、読んでおく価値があるんだと改めて思わされた。
正直に言うと、最初はこの本を手に取るのが少し躊躇われました。ペットや大切な人を失った人たちの話なんて、重くて悲しいだけじゃないかって思ってたんです。でも、レビューで読者の方たちがどれだけ救われたのか、温かい気持ちになったのかが伝わってきて、思い切って読んでみました。 正解でした。中山有香里さんの優しい世界観が本当に素敵で、辛い内容なのに胸が詰まるというより、心が和らぐような感じなんです。天国にいる子たちが幸せそうにしてる様子が浮かんできて、こっちまで温かい気持ちになれます。 イラストも素敵だし、短編集形式だから読みやすいのも良いです。漫画やラノベばっかり読んでいる自分でも引き込まれました。もしもペットや大切な人を失った経験がある人なら、この本は本当に心を寄せ添ってくれると思います。それ以外の人だって、大切なものの価値を改めて考えさせてくれる良い作品です。第2弾ということは第1巻もあるんですね。次もぜひ読みたいです。
ペットを失った友人へのプレゼントにと手に取った本です。天国という設定で、亡くなった動物たちの日常を優しく描いているのですが、正直なところ期待と現実のギャップがありました。 イラストも温かみがあり、読んでいて心が落ち着く雰囲気は素敵だと思います。ペットロスで悩んでいる人にとっては、心の支えになるような一冊なのかもしれません。実際、周囲の評判もとても良いです。 ただ個人的には、もう少し深掘りされた物語展開があってもよかったかなという印象です。エッセイ的な短編集という形式なので、一つ一つのお話は断片的で、どうしても浅く感じてしまいました。悪い本ではないんですが、公務員生活で疲れた頭をほっと緩める読み物としては物足りなさが残ります。 大切な存在を失った人が読むと、その優しさが心に響くんだろうなとは感じました。適切なタイミングで適切な人に届く本、そんな印象です。
ここ数年、ペットを失うことの辛さについて考える機会が増えた。自営業という仕事柄、家にいる時間も長く、動物たちとの時間を大切にしてきた身としては、彼らが亡くなるという現実は想像以上に重くのしかかるものだ。 この本は、そうした喪失感に向き合う人たちのための優しい物語である。看護師でありイラストレーターでもある著者だからこそ描けるのだろう、天国で暮らすペットたちや人間たちの日常が、柔らかなタッチで綴られている。 読み始めて驚いたのは、悲しみを押し付けるのではなく、むしろ静かな希望と温かさに包まれているということだ。大切な者を失った喪失感はそのままに、でも彼らが今どこかで幸せにしているかもしれない、そういう優しい想像の余地を与えてくれる。エッセイと物語の中間のようなこの形式だからこそ、心にすっと入ってくるのだと思う。 自営業の日常は思わぬ空白感に襲われることがある。そんな時に読み返したくなる、気楽に手に取れるけれど心に深く残る作品だった。第2弾にして初心を忘れない、そのバランス感覚が素晴らしい。