汝、星のごとく

汝、星のごとく

凪良 ゆう

出版社:講談社 出版年月日:2022/08/04

講談社 | 2022/08/04

3.75
本棚登録:6人

みんなの感想

感想

本屋大賞受賞作ということで期待を込めて手に取りました。恋愛小説として高く評価されているようですが、正直なところ、私にはそこまで心を掴まれませんでした。 物語の構成は丁寧で、登場人物たちの心理描写も細やかです。ただ、読み進めていくうちに「ここで?」と思う展開が幾度かあって、そのたびに没入感が途切れてしまった感じがします。恋愛の描き方も、確かに繊細なのですが、私個人としては、もう一歩踏み込んだ感情の揺らぎが欲しかったところです。 フリーランスという自由な立場だからこそ、作品選びには割と慎重なのですが、この本は「読む価値がないわけではない」という印象に落ち着きました。多くの読者に支持されている理由も理解できます。ただし、私のような読者にとっては、話題性ほどの感動には至らなかったというのが率直な感想です。重厚さよりも、ほのかな温かさを求める読者にはよいかもしれません。

感想

本屋大賞受賞作ということで期待値が高かったんですが、読んでみると思ったより普通だった、というのが正直な感想です。 映画化も決まっているみたいだし、受賞作だから面白いはずと思って手に取ったんですけど、中盤までは設定がちょっと複雑で何度か読み返す部分がありました。高専の課題が多い時期だったので、そういう影響もあるかもしれませんが。 ストーリー自体は否定的じゃないです。登場人物たちの関係性の描き方は丁寧だし、終盤に向けてちゃんと盛り上がります。ただ、これまで読んだライトノベルや他の受賞作と比べると、特に心を掴まれるような瞬間が少なかった気がします。 賞をいくつも取ってるのは理由があるんだと思うし、純文学寄りの作品なので好みの問題かもしれません。実際に読んでみると、人によって評価が分かれそうな一冊だなと感じました。期待値を下げて読むと、また違う感想になるかもしれないですね。

感想

この本屋大賞受賞作、評判を聞くたびに気になっていました。本屋さんやメディアで何度も取り上げられているのを見かけるので、どのような作品なのか確認してからと、慎重に他の方のレビューも読ませていただいてから手に取りました。 読み始めると、二人の人物の関係性がとても丁寧に描かれていて、引き込まれました。若い世代のお話ですが、人間関係における葛藤や想いの複雑さは、年を重ねた私たちにもよく理解できるものです。著者の表現力が素晴らしく、感情が細やかに伝わってくる文章だと感じました。 ただ、恋愛小説という位置付けのようですが、登場人物たちの行動や決断に時々戸惑うところもありました。若い時代の迷いや揺らぎを表現しているのだと思いますが、ボランティアで高齢者とお話しする私には、もう少し明確な決断があってもいいのかと感じた部分も。 それでも、この作品が多くの人に愛されている理由が分かります。希望と切なさが同時に存在する、そういう人生の一場面を見つめた、良い小説だと思いました。

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