伯爵と三つの棺

伯爵と三つの棺

潮谷 験

出版社:講談社 出版年月日:2026/02/13

講談社 | 2026/02/13

4.00
本棚登録:4人

みんなの感想

感想

最近のミステリーランキングで話題になっていたので、文庫化を待って手に取りました。うーん、これは面白い!予想外の仕掛けで何度も騙されてしまいました。 フランス革命の時代設定が珍しいですし、三つ子の兄弟が犯人の可能性というのも興味をひかれました。DNA鑑定も指紋鑑定も存在しない時代に、論理だけで真犯人を特定するという難題に、著者がどう立ち向かうのか。読み進めるにつれて、次々と新しい視点が提示されます。 パート勤務の私は読書時間も限られているのですが、この本は一気読みしてしまいました。謎解きの快感というか、「あ、そういうことか!」という瞬間が何度もあります。ただ複雑な分、少し登場人物の整理に時間がかかるかもしれません。でも話題になっているだけのことはありますね。 読み終わった後、思わず家族に「この本、すごいよ」と話しかけたくなりました。ミステリー好きなら、ぜひ読んでほしい一冊です。

感想

ミステリーランキングで話題になっていたので、つい手に取ってしまいました。文庫化を機に読んでみたのですが、これはなかなかの傑作ですね。 舞台がフランス革命期のヨーロッパという歴史的背景の中で、三つ子の容疑者から犯人を特定するという、シンプルながら緻密な謎解きが展開します。医療の現場でも正確な情報から診断を導き出すことの大切さを感じているので、純粋な論理だけで真犯人を追い詰めていく過程がとても興味深かった。 何度も読み返しては「あ、そういうことか」と唸ってしまいました。ページをめくる手が止まりませんでしたし、読み終わった後は本当に誰かと話し合いたくなります。このミステリが話題になるのも納得です。 ただ、やや複雑な部分もあるので、集中力を必要とする読書になるのは確かです。でも50代だからこそ、こういう知的興奮を味わえるのは素晴らしい。気軽に読めるエンタメミステリーとしても、本格的な謎解きとしても秀逸な一冊でした。

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