小説 仮面ライダーリバイス ONE POSSIBILITY

小説 仮面ライダーリバイス ONE POSSIBILITY

木下 半太 / 石ノ森 章太郎 / 石森プロ / 東映

出版社:講談社 出版年月日:2026/02/02

講談社 | 2026/02/02

4.00
本棚登録:4人

みんなの感想

感想

仮面ライダーリバイスの番外編ということで、気軽に手に取ってみました。本編では描かれなかった「if」の世界線を描くコンセプトは面白いですね。主人公が別人だったら、兄弟たちの運命がどう変わるのか、そういう想定の世界を読む楽しさは確かにあります。 ただ、正直なところ、別の適合者を中心にした物語というのは、本編との比較があるからか、どうしても「if版」という枠を超えられていない印象を受けました。キャラクターたちの掘り下げや、新しい視点から見た世界観の展開があれば、もっと引き込まれたと思います。 脚本を手がけた木下半太のオリジナル展開という点では、その個性は感じられるんですが、小説化の過程で何か物足りなさが残ってしまったというか。エンジニアである自分としては、設定の論理的な一貫性を求めてしまうのかもしれませんが。 気軽に読む分には悪くないんですが、特別に心をつかまれるような瞬間がなかったというのが正直な感想です。ファンなら読んで損はない程度だと思います。

感想

最近、テレビで話題の仮面ライダーリバイスについて、木下半太が書いた小説版があると聞いて手に取ってみました。80年を生きてきた私には、こういった特撮ものは孫たちの世代の話かと思っていたのですが、この本は違いました。 本編では描かれなかった「if」の物語、つまり別の可能性の世界線を描いているんですね。五十嵐三兄妹がもし異なる運命をたどったなら、どうなっていたのか。その葛藤と選択を追っていくのは、年配の読者にとっても十分に興味深い。人生において「あの時別の道を選んでいたら」という想いは、誰もが持っているものですから。 木下半太の筆致は想像以上に丁寧で、キャラクターの心情描写がしっかりしている。これまで特撮小説なんて読んだこともありませんでしたが、こうした「if」という設定を通じて、人間ドラマとしての深さが引き出されているのに感心しました。話題作を確認するために手に取った本でしたが、想像以上の読み応えがありました。世代を超えて楽しめる一冊だと思います。

感想

仮面ライダー好きの息子さんから教えてもらって読んでみました。正直なところ、特撮番組の小説化って難しいのかなと思ってたんですが、これはすごく面白かった! 本編では描かれなかった「もしこうだったら」というお話なんですけど、同じキャラクターなのに違う運命を辿るってのが興味深くてね。特に五十嵐家の兄妹の関係がどう変わっていくのかという部分が、私なんかもよく引き込まれちゃいました。 木下半太さんという方が脚本を担当されてるそうですが、本当に丁寧なお話の作り方をなさってるなと感じます。アクションシーンも派手なだけじゃなくて、人物の心の動きをちゃんと書かれてる。それでいて、パッパッと読みやすいのが、このくらいの年代の私たちにはありがたいです。 元々の番組を見てない方でも大丈夫だと思いますが、見た人なら「あ、ここは違う展開だ」って気づく楽しさもあるんでしょう。孫にも勧めたくなりました。気軽に、でも充分楽しめる一冊です。

ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し

読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。

詳しく見る
ブクログからブクマへの引っ越しイメージ