余計な一言

余計な一言

齋藤 孝

出版社:新潮社 出版年月日:2014/07/17

新潮社 | 2014/07/17

4.57
本棚登録:7人

みんなの感想

感想

職場で何度も「え、それってどういう意味?」と感じる瞬間ってありますよね。この本を手に取ったのは、まさにそういう違和感の正体が知りたかったからです。 著者が指摘する28の「地雷」は、どれも身に覚えがある。「だって」で始まる言い訳、曖昧な返事、過度な敬語——こうした一言がなぜ相手をイライラさせるのか、その心理的メカニズムが丁寧に解説されています。新社会人の身としては、特に敬語乱用の章が刺激的でした。礼儀正しいつもりが、実は相手に距離感を感じさせているかもしれない、という指摘は目からウロコです。 実用的でありながらも、人間関係の本質に関する思考を深めてくれる良書だと感じました。ただ、ときどき「そこまで悪いか?」と思う例もあり、状況や関係性によって判断は変わるのでは、という余地は残っている。だからこそ、読んだ後に自分の言動を振り返る機会になるんだと思います。コンパクトな新書という形式も、忙しい日常に手に取りやすくて良かった。

感想

新社会人になって数ヶ月、職場の人間関係で妙にストレスを感じていた矢先にこの本を手にしました。正直、タイトルだけ見ると軽い自己啓発本かと思っていたのですが、読んでみると非常に緻密で実用的でした。 著者が指摘する28の「地雷」は、まさに自分が同僚や上司のちょっとした言動でイライラしていた正体そのものでした。「だって」という言葉一つで相手がどう受け取るのか、「行けたら行く」という返答がなぜ相手を不快にさせるのか。こうした細かな言葉遣いの問題を、具体例を交えながら丁寧に解説してくれます。 特に印象的だったのは、相手を傷つけている自覚がないまま「地雷」を踏んでしまう人間の心理についての分析です。自分自身も無意識のうちにやってしまっていることが多くあり、正直ドキッとさせられました。 これからの職場生活で気をつけるべきポイントが明確になったので、すぐに実践してみようと思います。新社会人には本当にオススメできる一冊です。

感想

人間関係のもやもやがすっきり解ける本だ。80年も生きていると、周囲のことばに傷つくことも増えるものだが、この本を読んでようやく腑に落ちた。自分がムカつく相手のセリフって、実は共通の「地雷」を踏んでいるんだ。 「だって」の連発、曖昧な返事、下手な毒舌——こうした28の言葉のパターンが、なぜ人を不快にさせるのかが明確に説明されている。自営業で長年付き合ってきた取引先や従業員たちの言動も、この本の分析で初めて理解できたものがある。これは単なる愚痴本ではなく、人間心理を扱った実用的な人文書だ。 著者の観察の鋭さに唸った。年をとってからこそ、こういう本は有難い。自分の部下や孫にも読ませてみたいと思うくらいだ。言葉遣いの大切さを改めて認識させられた。話題の本というのは、こういう「ちょっと困った」という共通の悩みを扱うから、皆の目に留まるんだろう。新潮新書のサイズも手頃で、気軽に読める。これは良い一冊だ。

感想

この本は本当に目からウロコでしたね。商売をやってると、毎日色んな人と接する機会が多いんですが、なぜかいつもモヤモヤする人、一度でいいから本音で話してくれよと思う人っているじゃないですか。この本を読んでようやく分かったんです。問題は相手の大きな行動じゃなくて、その「一言」なんだと。 「だって」という言い訳の癖、「行けたら行く」という曖昧な返事、そして妙に丁寧すぎる敬語——著者が挙げる28の例は、本当に心当たりばかり。自分自身もこういう言い回しをしてないか、改めて気づかされます。職場の部下との関係、家族との会話まで、あらゆる場面が当てはまる。 特に良かったのは、著者が「なぜこの一言がムカつくのか」をちゃんと心理的に説明してくれるところです。単なる文句じゃなく、相手の心理状態まで読み取れるようになる。これからの人間関係の付き合い方が少し変わるような気がしますね。気軽に読める新書のサイズもちょうどいい。

感想

自営業を営んでいると、取引先や従業員との日々のやり取りの中で、なぜか不快に感じる表現や対応に出くわすことが増えてくる。本書はそうした「なぜだろう?」という違和感の正体を見事に言語化してくれた。 著者の指摘は実に鋭い。「だって」「でも」の連発がなぜ相手を不快にさせるのか、「行けたら行く」という曖昧な返事がなぜ信頼を損なうのか。普段何気なく使っている言葉が、どのような心理的作用をもたらすのかが丁寧に解説されている。28の「地雷」を通じて、人間関係をこじらせるメカニズムが理解できる。 特に印象的だったのは、敬語の乱用や謝罪の繰り返しなど、一見すると相手への配慮に見える言動が、実はその逆効果をもたらしているという指摘だ。自分の言葉選びを振り返る良い機会になった。 実用的で、かつ人間心理を深く考察した良質な一冊。社会人なら一度は読んで損のない内容だろう。

感想

人間関係に悩む全ての人に手に取ってもらいたい一冊です。タイトルからは軽めのハウツー本かと思いきや、実は非常に実践的で奥深い内容に驚きました。 職場や家庭で何気なく口にしている言葉が、相手にどれほどのストレスを与えているのか。本書では28の具体的な「地雷」を挙げながら、その心理的背景まで丁寧に解説してくれます。「だって」という一言がなぜ相手をイラつかせるのか、曖昧な返答がどう相手の信頼を損なうのか——納得させられることばかり。 特に主婦として日々の家族や友人との関わりの中で、自分が知らず知らずのうちに言っていた言葉が何個も当てはまり、ハッとさせられました。決して他人を責めるのではなく、自分たちが無意識にやってしまいがちな行動パターンに気づかせてくれる冊子だからこそ、読後は建設的な改善へと繋がります。 新潮新書のコンパクトなサイズも読みやすく、通勤時間や隙間時間で気軽に読み進められるのが魅力。人間関係を円滑にしたいなら、真っ先に推薦したい良書です。

感想

夫とのやり取りでイライラすることが増えていた時期に、この本を手に取りました。まさに私が引っかかっていた「だって」「でも」という言葉が真っ先に出てきて、思わず苦笑い。あるあるすぎる! この本の良いところは、よくある人間関係の摩擦を28パターンも具体的に取り上げてくれることです。職場から家庭まで、どの場面でも遭遇しそうな「余計な一言」ばかり。「なぜこんなことで腹が立つのか」という疑問に、きちんと答えてくれます。 特に印象的だったのは、相手への気遣いだと思い込んでいる言動が、実は相手を傷つけていることもあるという視点。バカ丁寧な敬語の項目なんて、ドキドキしながら読みました(私も無意識にやってるかも…)。 新潮新書だけあってコンパクトで読みやすく、子育ての合間にサッと読める気軽さも好きです。これからは自分の言葉遣いにもっと気をつけよう、という前向きな気持ちになれました。人間関係がちょっと楽になる一冊だと思います。

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