しんの本棚
感想

職場で何度も「え、それってどういう意味?」と感じる瞬間ってありますよね。この本を手に取ったのは、まさにそういう違和感の正体が知りたかったからです。 著者が指摘する28の「地雷」は、どれも身に覚えがある。「だって」で始まる言い訳、曖昧な返事、過度な敬語——こうした一言がなぜ相手をイライラさせるのか、その心理的メカニズムが丁寧に解説されています。新社会人の身としては、特に敬語乱用の章が刺激的でした。礼儀正しいつもりが、実は相手に距離感を感じさせているかもしれない、という指摘は目からウロコです。 実用的でありながらも、人間関係の本質に関する思考を深めてくれる良書だと感じました。ただ、ときどき「そこまで悪いか?」と思う例もあり、状況や関係性によって判断は変わるのでは、という余地は残っている。だからこそ、読んだ後に自分の言動を振り返る機会になるんだと思います。コンパクトな新書という形式も、忙しい日常に手に取りやすくて良かった。

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