多動力

多動力

堀江貴文

出版社:幻冬舎 出版年月日:2017/05/01

幻冬舎 | 2017/05/01

5.00
本棚登録:4人

みんなの感想

感想

最近職場で部下から「これ読んでみてください」と勧められた一冊です。正直なところ、タイトルだけでは内容の想像がつきませんでしたが、手に取ってみて大正解でした。 現代のビジネスパーソンに求められる働き方について、実にシャープな視点で論じられています。管理職という立場で複数のプロジェクトを同時進行させている私にとって、この「多動力」という概念は目からウロコでした。決して落ち着きのなさを肯定するのではなく、複数の分野を掛け合わせることで新しい価値を生み出す力について、説得力を持って説明されていたのです。 特に印象的だったのは、スピード感を大切にしながらも、各分野で一定レベルの専門性を保つべきという主張。管理職として部下育成や組織運営に当たる身としては、チームづくりにもこの発想が活きてくるのだと気づかされました。 話題の本というだけでなく、実務的な課題解決のヒントも豊富。この年代だからこそ腑に落ちる内容が多く、再読の価値も感じています。

感想

育児と家事の合間に読みました。正直なところ、タイトルから想像していた内容とはかなり異なっていて、いい意味で裏切られました。 堀江貴文氏が提唱する「多動力」とは、単なる忙しさや落ち着きのなさではなく、複数の異なる分野を自由に行き来する力なのだと改めて理解できます。家事や育児に追われる日々の中で、自分もどこかで「一つのことに集中すべき」という固定観念に縛られていたんだと気づきました。 本書の強みは、その自由な思考回路の訓練方法が具体的で、かつ実践的だという点です。すぐに日常に取り入れられるアイデアが随所に散りばめられており、読むたびに新しい視点が開かれていく感覚があります。 時間の限られた主婦だからこそ、複数の領域を器用に行き来する力は本当に大切だと痛感しています。この本を通じて、自分の「ダメなところ」だと思っていた部分が、実は大きな武器になりうることに気づけたのは、大きな収穫でした。思想書としての重厚さと実用性のバランスが見事です。

感想

自営業という立場だからこそ、この本の主張の数々が妙に腑に落ちた。堀江貴文が語る「多動力」の本質は、単なる多忙のすすめではなく、時代を生き抜くための思考回路の転換だ。 一つの事業に固執せず、複数の領域を同時並行で進める。一見すると散漫に見えるこのアプローチが、実は現代社会における最強の競争力だという論理は説得力がある。自営業を営む中で、専門性を深掘りすることの重要性も理解しているつもりだったが、それと同時に異分野への越境がもたらす創造性と強みについて、改めて考え直させられた。 特に印象深かったのは、既存の枠組みにとらわれず、複数の視点から物事を捉えることの価値だ。著者の実践例を通じて描かれるその思想は、机上の空論ではなく、実際のビジネスで検証されたものだからこそ信頼がおける。 人生100年時代と言われる今、一つの仕事や知識領域に安住することのリスクを意識させてくれる良書だ。自営業者にとって必読の書である。

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