後宮の棘(5)

後宮の棘(5)

香月みまり

出版社:アルファポリス 出版年月日:2026/03/13

アルファポリス | 2026/03/13

4.50
本棚登録:6人

みんなの感想

感想

『後宮の棘』の第五巻を読み終わりました。最近こういった中華風ファンタジーが話題になっているらしく、どんなものか試しに手にとったのですが、すっかり引き込まれてしまいました。 劉翠玉と紅冬隼の二人が、大陸統一を目論む強敵と対峙する中で、自分たちの関係も大きな転機を迎えるという展開。この夫婦の絆の深さと、それでもなお二人を試す試練の数々が、何度も胸を打たれました。連日の雨という自然の脅威と策謀が絡み合う戦況の描写も巧みで、目が離せません。 八十路の身ですが、このような複雑に絡み合った人間関係や政略、そして本当の愛情とは何かを問い直す物語は、人生経験があるからこそ深く味わえるような気がします。核心に迫るという帯の言葉通り、この先どうなっていくのか目が離せません。次巻が待ち遠しい。

感想

シリーズ5巻目ということで、もう翠玉と冬隼の関係性に完全に惚れこんでます。今回は戦況が激化するとともに、二人の絆も試されるという展開で、ページをめくる手が止まりませんでした。 これまで積み重ねてきた信頼があるからこそ、ここでの揺らぎがすごく重みを持つんですよね。政略結婚から始まった関係が、こんなに深く結ばれるまでの過程をずっと見てきたので、今回のターニングポイントは本当にドキドキが止まりませんでした。 相変わらず後宮内の権力闘争も複雑で、董伯央の思惑もまだまだ奥深いようだし、これからどうなるのか気になって仕方ない。戦闘シーンも迫力があるし、人間ドラマとしても秀逸です。ただ、ちょっと情報量が多い時があって、登場人物が増えてきたぶん読むのに集中力が必要な場面もありました。 でも全体的には、この武闘派夫婦の成長と絆の物語、本当に面白い。次巻が待ち遠しいです!

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