星を継ぐもの【新版】

星を継ぐもの【新版】

ジェイムズ・P・ホーガン / 池 央耿

出版社:東京創元社 出版年月日:2023/07/10

東京創元社 | 2023/07/10

4.25
本棚登録:4人

みんなの感想

感想

最近、書店で話題になっているSF小説をついチェックしてしまう癖がありますが、この『星を継ぐもの』も気になって手にとりました。正直なところ、SFは難しいのではないかと少し不安でしたが、杞憂でした。 月面で発見された謎の死体から始まる物語は、ページをめくる手が止まりません。科学的な考察と推理が緻密に組み立てられているのに、決して堅苦しくなく、むしろ冒険小説としての興奮を感じました。人類の起源に関わる壮大なテーマが、丁寧に明かされていく過程が素晴らしい。 新版化されたとのことですが、読みやすい文体で、現代の私たちにも親しみやすい形に整えられているようです。仕事の疲れで帰宅した夜、これを読むと心がリフレッシュされました。50年以上前のデビュー作とは思えないほど新鮮で、人類の進化についても考えさせられます。 同シリーズの他の作品も読んでみたくなる、そんな傑作です。

感想

新社会人になってから、仕事帰りの電車の中で本を読む時間が増えました。そんな時に目に入ったのが『星を継ぐもの』の新版。ずっと気になっていたハードSFの名作に、ようやく手を出せました。 月面での謎の発見から始まるこの物語は、本当に引き込まれます。5万年前の死体という衝撃的なプロローグから、綿密な科学的考察を交えながら、人類の起源に関わる壮大なミステリーへと展開していく。著者の想像力と、それを支える科学知識の厚さに圧倒されました。 ハードSFと聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、この作品は読みやすい。複雑な設定も丁寧に説明されるので、SF初心者の自分でもスムーズに世界観に入り込めました。仕事で疲れた頭でも、ページをめくる手が止まりません。 デビュー作とは思えないほど完成度が高く、星雲賞受賞の理由が納得できます。今、このタイミングで新版が出たのは、本当にラッキー。新社会人として、こういう骨太のSFに出会えたことが嬉しいです。シリーズの他の作品も早速チェックしたくなりました。

感想

エンジニアとしての視点から興味深いハードSFだと期待して読み始めました。月面での謎の死体発見、そして地球外のテクノロジー──設定だけを見れば心躍るものです。 実際に読んでみると、ホーガンの科学的知見の深さは確かで、細部にまでこだわった世界観構築は流石だと感じます。特に技術的な説明が論理的で、エンジニアとして「ああ、そう来たか」と納得できる部分が複数ありました。 ただ、率直に言うと、現代の読者にとっては前置きが長く感じられます。謎解きまでのプロセスが丁寧すぎるというか、今のペースに慣れた身としては少し冗長に感じてしまいました。また、当時の傑作でも時間を経ると、科学的な予測が時代に合わなくなる部分も散見されます。 決して悪い作品ではなく、SFの古典としての価値は十分にあります。ただ、最初の期待値ほどの驚きや興奮に至らなかったというのが正直な感想です。慎重に選ぶ派なので、SFファンなら読むべき一冊ですが、万人向けではないかもしれません。

感想

月面で発見された謎の死体から始まるこのハードSFの傑作、やっと読みました!最初は「こういう系って難しいのかな…」と不安だったんですが、そんな心配は無用。ぐいぐい引き込まれてしまいました。 5万年前の死体という設定だけで既に惹かれるのに、そこから展開する物語がこんなに面白いなんて。科学的な推理とミステリー的なワクワク感が絶妙に混ざり合っていて、通勤電車の中でもついつい続きが気になってしまう。仕事のストレス解消には最適です。 著者の綿密な世界観構築に本当に感心しました。SF初心者の私でも理解しやすく、かつ本当に起こりそうな雰囲気で描かれているのが素晴らしい。キャラクターたちも魅力的で、彼らがどこにたどり着くのか目が離せませんでした。 文庫版なので読みやすいし、長編ですが一気読みしたくなる面白さ。もう完全にこのシリーズの虜です。もっと早く読んでおけばよかったな…と本気で思ってます。気軽に読める本としてではなく、本気でおすすめしたい一冊ですね。

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