【POD】泣き虫ラックの冒険

【POD】泣き虫ラックの冒険

宮崎亨

出版社:22世紀アート 出版年月日:2026/02/12

22世紀アート | 2026/02/12

4.00
本棚登録:3人

みんなの感想

感想

孫のために借りてきた本でしたが、読み始めたら自分がすっかりはまってしまいました。犬のラックが家族のもとへ帰ろうとする、その一途な思いが胸に響きますね。 子どもの本かと思いきや、野良犬の世界や人間と動物の関係について、なかなか深い内容が織り込まれている。ラックがいろいろな困難に直面しながらも、家族への想いを忘れずに進もうとする姿勢、それから姉犬ダミーとの絆の話など、素朴だけれど心がほっこりする場面がたくさんあります。 年をとると、こういった素直な物語が妙に心に沁みるんでしょう。派手な冒険ではなく、小さな勇気の積み重ねが大事だっていう話が、何か大事なことを思い出させてくれる気がするんです。最後まで無心で読み進められました。仕事の休み時間に少しずつ読むのも気持ちのいい時間になりました。

感想

犬の視点で家族との絆を描いたお話ですね。捨て犬たちの世界という重いテーマを扱いながらも、ラックという泣き虫な主人公を通じて、温かみのある物語に仕上がっていると感じました。 野良犬の現実という難しい題材を、子どもにも読み聞かせできるような優しい表現で綴っているところは好感が持てます。ただ、正直なところ、ストーリー展開としては予想の範囲内というか、ありきたりな感じが否めません。もう少し意外な転機や、複雑な人間関係の絡みがあれば、もっと引き込まれたかもしれません。 キャラクター設定も丁寧に作られているし、姉犬ダミーとの関係性も味わい深いのですが、全体的には無難にまとまっているという印象です。自営業で忙しい身としては、さっと読めて気持ちよくなれる一冊という点では及第点。ただ、強く心に残るような深さまでは至らないというのが素直な感想です。気楽な気分で手に取るには良い作品だと思います。

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