生き延びるために株を買え

生き延びるために株を買え

朝倉慶 / 武者 陵司

出版社:かや書房 出版年月日:2026/02/28

かや書房 | 2026/02/28

3.00
本棚登録:3人

みんなの感想

感想

経済系の本がトレンドっぽいなと思って手に取ってみたんですけど、正直微妙でした。日本株を買うべきという主張の対談形式なんですが、専門用語が多くて高専生の私でも理解するのに結構頭を使いました。 武者陵司氏と朝倉慶氏の二人の論客が「歴史的大転換」について語り尽くすということで期待したのに、正直どちらの意見が正しいのか判断しづらくて…。りそな国有化やリーマン・ショック、量的金融緩和といった過去の経済事象についての説明は面白かったんですけど、結局「株買え」という結論が腑に落ちない部分もあります。 政策金利や実質マイナス金利といった概念の説明がもう少し丁寧だと、若い世代にも響いたのかな、という印象です。将来のお金のことを考えて読んでみようかな、という人にはオススメしにくいかも。可もなく不可もなく、という感じですね。

感想

80年の人生で、いろいろな経済変動を見てきたが、この本はなかなか興味深かった。武者氏と朝倉氏の二人の論客が日本経済の30年を巡って議論する内容だ。 自営業をやってきた身からすると、金融政策がどう転換してきたか、というのは実感として大切な問題だ。りそな国有化やリーマン・ショック、量的緩和といった出来事が、本当はどういう意味を持っていたのか、改めて考えさせられる部分がある。 ただ、正直なところ、二人の意見が激しく対立しているだけに、読んでいて結局のところ何が正解なのか、判然としない感じが残った。「株を買え」というタイトルの割に、明確な指針が得られたとは言いがたい。もう少し整理された論述があれば、より納得できたかもしれない。 話題の本として一度は目を通す価値はあるが、年金生活に入る前に資産運用を真剣に考えるという段階の人向けといった感じだ。

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