裕子の本棚
感想

庭いじりが好きな友人に勧められて、この本を手にしました。チェコの作家カレル・チャペックが書いた園芸エッセイなんですが、これがもう本当に素敵な一冊ですよ。 まるで園芸家の気持ちをそのままページに写し取ったような、そういった温かみがあるんです。季節ごとに草花と向き合う喜びや、ちょっとした失敗も含めた庭づくりの楽しさが、軽やかで優しい筆運びで描かれています。私自身、庭で朝顔やトマトなんかを育てているので、このエッセイに書かれていることがすごく納得できて。 何より良いのは、難しくないということ。古い本ですけれど、翻訳も読みやすくて、パート帰りに疲れているときでも、ほっと一息つきながら楽しめます。園芸をしている人にはもちろん、植物が好きな人ならきっと誰もが共感できる話ばかり。これからも何度も読み返したいなって思う、そんな一冊になりました。

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