莉子の本棚
感想

孫から「おばあちゃん、これ面白いよ」と勧められて手にしました。正直なところ、爆弾だの犯罪だのといった物騒な題材は避けてきたのですが、思い切って読んでみることにしたんです。 ページをめくっていくうちに、すっかり引き込まれてしまいました。登場人物たちが正義とは何かを必死に問いかける姿勢に、胸を打たれます。警察、容疑者、そして市民——それぞれの立場から見える世界がこんなに異なるのだなと改めて感じさせられました。 著者の構成力が見事で、緊張感を保ちながらも、人間らしい悩みや迷いが丁寧に描かれています。ボランティアの現場でも感じることですが、「正しい行動とは何か」という問いに簡単な答えはないのだと、この作品を通じて改めて考えさせられました。 高齢になると複雑な物語は疲れてしまうこともありますが、この本はスピード感があって、むしろ徹夜してしまうほど。ランキングで評判だったのも納得です。少し心理的には重い部分もありますが、多くの方に読んでいただきたい作品だと思います。

ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し

読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。

詳しく見る
ブクログからブクマへの引っ越しイメージ