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また君と出会う未来のために

また君と出会う未来のために

阿部 暁子 / syo5 集英社 2018年10月19日

感想

時間SFとラブストーリーの組み合わせということで興味を持って読んでみました。仙台を舞台に、未来から来た人との再会を巡る展開は、確かに独特で面白い設定だと思います。 ただ、正直なところ期待値と実際の面白さがちょっと乖離していた感じでしょうか。時間旅行というファンタスティックな要素があるのに、展開がやや緩やかで、もどかしさが先に来てしまいました。キャラクターたちは好感度高いのに、物語全体として何か引っ張られるような強さが足りない。 自営業で忙しい毎日だからこそ、読書は気分転換の時間なんですよね。だからこそ、もっと一気読みしたくなるような勢いが欲しかったかなって。決して悪い作品じゃないんです。むしろ丁寧に描かれている。ただ、もう一段階の工夫があれば、もっと心に残る話になったんじゃないかなと感じました。 シリーズもののようですし、続きでもっと盛り上がるのかもしれません。その可能性に賭けて、次巻も読んでみようかな、という気にはさせてくれました。

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